El croquis 127 John Pawson

John Pawson(ジョン・ポーソン)
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P.21
D.S.:ジェームズ・スターリングは殆ど強迫観念的に彼のスタジオに不成功に終わったプロジェクトやコンペのエントリーを描かせたり、再び描かせた。大抵は廃虚の形式で、おそらくは終結の時の探求として。コンペをしないのはそれらに伴う浪費や失望の感覚を避けることと何か関係しているのか?

J.P.:コンペでなくとも、あなたは一つの理由や他の理由でプロジェクトが進まなくなったり、建てられなくなったりしたあなた自身を見つける。
出版の中にある種の慰めはあるが、あなたが現実において見ることを期待していた何かをページの上で見ても誰がうれしいのだろうか?

James Stirling(ジェームズ・スターリング)
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http://en.wikipedia.org/wiki/James_Stirling_(architect)

D.S.:この過去10年間の内にあなたが作品をつくるコンテキストにおいて最も大きな変化は、おそらくかつてはそうではなかったが、あなたが今では建築家として見られているということだと思われる。

P.22
J.P.:ジャーナリストが私についての言葉を使うことに不安な時期があった。紙面では彼らはかつて私のことを建築デザイナーと呼んでいた。それからそれはもう一方に振れた。

D.S.:あなたはまだ建築の世界の外にいますか?

J.P.:それは私に一種の慰めと安楽を与える。私は全体として一続きの世界の間を動いているという事実が好きだ。私は共に働いた人々から多くのサポートを幸運にも得た。
時間を越えて私は私がすることの信頼の感覚を打ち立てることができてきた。人々が「あなたは室内装飾(設計)家ですよね?」あるいは「あなたはインテリアだけするのでは」あるいは「本を手掛ける人ですよね?」と言っても私は苦にしない。ノーマン・フォスターはまだリチャード・ロジャースに対して間違っている。唯一の重要な事は物事を正しく捉えることだ。

Norman Foster(ノーマン・フォスター)
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Richard Rogers(リチャード・ロジャース)
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D.S.:ポーソン・タウンとはどういうものか言ってもらえませんか?

J.P.:私は東京を愛していた。なぜならそこはごちゃごちゃしていたからだ。私は建物を曲線あるいは楕円を要求する敷地の状態があるところにすることを愛している。故意であることは、にもかかわらず、強いられたように感じ、それ故に、心地よくない。

D.S.:かつてエルネスト・ロジャース(リチャード・ロジャースの祖父)が都市とスプーンについて、あなたは社会が創り出した最も小さい人工物から、社会がつくる最も大きなものの形を論理的に導き出すことができると言ったように、フォークをデザインすることは建物をデザインすることをほのめかしていますか?

J.P.:あなたが私がデザインした銅のボウルを見られたか定かではないが、例えば、あなたはポーソンの橋がどのようなのかは予測できる。しかし、私はあなたはそのアプローチの公平な理解とともに先入観も持つと考える。
私はオブジェクトをデザインする修練を楽しんでいる。新しいことを持つことは素晴らしい。ウェッジウッドの陶器を打ち負かすのは本当に難しい。しかし、それを握るには良いとする何かに重要な転換の機会を与え、それに他のなにものでもないそれ自身であることを確認できる形を与える視野がいつもある。