Rachel Whiteread:EMBANKMENT
with contributions by Catherine Wood and Gordon Burn
Tate Publishing

Rachel Whiteread EMBANKMENT(レイチェル・ホワイトリード「築堤」)
http://www.tate.org.uk/modern/exhibitions/whiteread/
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=UTF-8&q=Rachel+Whiteread+EMBANKMENT&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
You Tube (Rachel Whiteread EMBANKMENT)
http://uk.youtube.com/watch?v=KItB-aQOFRs&mode=related&search=
You Tube (Rachel Whiteread)
http://uk.youtube.com/watch?v=uI9xy97Cyc8&mode=related&search=
Rachel Whiteread(レイチェル・ホワイトリード)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=UTF-8&oe=Shift_JIS&q=Rachel+Whiteread&lr=&um=1&sa=N&tab=wi
美術家の言葉(レイチェル・ホワイトリード)
http://www.b-sou.com/palw-Whiteread.htm

P.77
R.W.:そして私はこのピース(作品)とともに考える・・・そうね、私達は見るだろう、しかし私はその作品が好きだし、私達は他の人々がそれについて思うことを見るだろう。しかし私が考えたその瞬間の為に、「段ボールの箱を完全に故意でなく20世紀の彫刻のイコン(像、象徴、記号)の中に変形させることは実に奇妙な段階である」。そうではなくて私は今それをしようと努めている。

G.B.:あなたはお互いのそういった関係の中であなたに箱を置かせようとさせるものを思い出すことができますか?

R.W.:まさに建物のブロックとして箱を使うことによってである。それはそれらを作ることの美であり、あなたはこれらのものをまさに作ることができ、それらの幾つかは本当に折られ、それらの幾つかは完全で、そしてあなたはものの間のまさにフォーマル(慣例的、形式的、形態的)な関係性をワーク・アウトしよう(解こう、取り除こう、作り上げよう)とする。今スタジオの中で、私は多くの石膏の箱を持ち私はそれらを彫刻にしようとする問題を持っている。それは本当に殆どの時間を要する拘束である。それは本当に実に注意を要する。誰かが他の日にやって来て何かを見て言った「それはまだ作用していない(作品になってない)、違うかい?」それから二日後に彼らは戻ってきて言った「おお、見てみろ、それは今作り上げられた、違うかい?完成に見える」それはドローイングを描く様なものだ。

G.B.:私は最初にあなたがこれらの二つの箱を縦にお互いの直ぐ近くに置いたと言った時あなたは心に浮んだ最初のイメージをツイン・タワーであると言いそうだと思った。私はそれはそれらからブランクーシのキスへのそんな大いな飛躍ではないと思う。それらは一種のマンハッタンの先端に立っているお互いの擬人化された関係性を持っていた。

R.W.:私は本当は私がコラージュの壁に掲げようとしていたツイン・タワーの写真を持っていた。しかし、私はそれらがだめにしてしまうからツイン・タワーの如何なるイメージを持つ事に抵抗してきた。私は私がむしろ記憶の中でそれらを尊敬してきたと感じる。

G.B.:それではあなたのユリイカ(わかった!)の瞬間の後、あなたは何をしたの?

R.W.:その時私は段ボールのキャスティング(型取り)の熱狂へ向かって行った(笑いながら)。私が最初に型取った二つのものは街路から取ったものだった。それらはまさに二つの特にみすぼらしい箱だった。

G.B.:生乾きですか?

R.W.:生乾きではない。生乾きは私は避けてきた。実際に私はスタジオで乾かした一つの生乾きのものを持っていた。しかしこのあたりで生乾きは一般的に好ましく思われていない。

G.B.:あなたは箱の中にかつて入れられていたもの、あるいは外部の言葉や、ロゴによってうんざりさせられたことがありますか?他の言葉で言えば、タンポンはダメで、言ってしまえば、スープはいいとか?(笑いながら)

R.W.:もしかすると。もしかすると潜在意識ではそうかもしれないわ。私はそのような方法で物事を選ばないように努めてきた。シェイプ(形)、あるいはその中のパーソナリティー(個性)(その内部で実際に何が起こったのか、かつて入れられていたものによって付けられた痕跡)を扱うことについてはまさによりいっそうそうである。

G.B.:あなたは明らかにあなたの子供時代のクリスマスの飾り付けをしまっていたあなたのお母さんの家にあったセロテープの箱を使ってこなかったし使えない、なぜならキャスト(型取り)を作るプロセスは物理的にそれを破壊してしまうからだ。

R.W.:おそらくいつか私はするだろう。

R.W.:私は、あなたが見た様に、人形の家を集めている。そしてそれは小奇麗な人形の家ではなく、古い使われたもので、主に手作りのもの、あるいは少なくとも何らかの方法で装飾されているものである。私はそれらを4年間集めてきた、そして普通は私は中古品店でそれらをまさに買った。しかしeBay(アメリカのインターネットオークション)はこの種のことについてのすばらしい源であり、平均的なebayer(ebay利用者)は実に風変わりで、私が思うに、eBayの出品者は、特にこの様なオブジェクト(もの、客体)に対しては、扱いにくいシェイプ(形)を扱っている。それらは、完全に型が変更されたかもしれないTVの箱の様な、最も「すばらしい」箱に入っている。彼らは少し傷つけているだろうし、彼らは少し(住所や名前等)書いているだろう・・・。彼らは3次元的な事や実際的なことについて何もアイデア(考え)を持っていない人々であり、彼らはそのようなポンコツの方法でそれをする。それはいつも完全に不思議な(奇妙な)包みである。そして私は理解する、「これは人々がそれらに「した」ことである」と。それは完全に実際的な事だった、変化の一部はそれらをこの箱の中に詰め込むことだった。だから私は実際に多くのそれらを使った、それらはそれらの周りの歴史のすべてを持っていた。だからそれはまさに他の世界全体と成った。

Constantin Brancusi(コンスタンティン・ブランクーシ)
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