Peter Eisenman Diagram Diaries
UNIVERSE

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
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YouTube(Peter Eisenman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Eisenman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.203
Peter Eisenman:Bibliotheque de L’IHUEIは、ジュネーブのPlace des Nationsのための図書館であり、また気まぐれ(恣意的、任意)でさらに偶然的なテキスト(テクスト)から始まった。これは人間の脳の波動関数から生み出されたダイアグラムだった。Church of the Year 2000では、液晶のダイアグラムはその教会の外部にある液晶テレビスクリーンと幾らか関係を持っていた。液晶はそれゆえ建築的な論議(ディスコース)の中で同時には内在しない偶然性の幾らかのフォーム(形態、形式)を持っているかのように見れ得た。しかしながら、その図書館のためのダイアグラムは同じレベルの内在的な偶然性を持っていなかった。

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Peter Eisenman:その代わり、そのダイアグラムは、それらの規律的(分野的)起源よりもむしろ、あるオペレーション(操作、作用)のストラクチャー(構造)をそれらが導いたから、重要だった。さらに、最初のイメージ(典型、像)を乗り越えることは、重要な要因であったが、ここでは隙間(裂け目、介在性)の空間を生み出すためのダイアグラムの可能性は同じように重要だった。
 Bibliotheque de L’IHUEIでのダイアグラムのプロセスは、隙間(裂け目、介在性)の空間的なレイヤー(層状)化のアイデア(考え)を通して、そのフォーム(形態、形式)とそのファンクション(機能)との間の直接的な関係をぼんやりさせることを試みた。Church of the Year 2000の様に、そのダイアグラムはもはや建物の様には見えなく、同じ様に図書館にも見えないあるイメージ(像)を提示した。その図書館は、その教会(Church of the Year 2000)の様に、地面から吹き出た様に見えた。それまでのプロジェクトでは、ダイアグラムのプロセスはハードな(かたい、確かな、厳然たる)サーフェス(表面)の上への痕跡(刻印)付けのアイデア(考え)を扱っていた。Bibliotheque de L’IHUEIでは、痕跡(刻印)付けられたサーフェス(表面)はもはやハードな(かたい、確かな、厳然たる)ものとして概念化されておらず、より砂で満たされた風船の様なものとして概念化されていた。風船が空気で満たされていて、穴をあけられると、それは割れる。

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Peter Eisenman:しかし風船が砂あるいは水で満たされていて、穴をあけられると、波打ち脈動する。それは見た目はランダムな仕方でうねりくねって押しながら、ある場所から別の場所に動く。その痕跡(刻印)付けプロセスは、ここでは、フォーム(形態、形式)にうねりくねったムーブメント(動き)の様々な(変化のある)圧縮を記録することを許すだろう脈動を生み出した。この状態の中では、ソリッド(固体、立体、がっしりしたもの)の中の空間、つまりいわゆる隙間(裂け目、介在性)の空間とソリッド(固体、立体、がっしりしたもの)それ自身両方とも、ある意味(感覚)で、それらがお互いに浸透し合っているだろうから、反応(反作用、反動)的なものとして見られた。一つのソリッド(固体、立体、がっしりしたもの)が押し込み、そしてこれが他のソリッド(固体、立体、がっしりしたもの)が押し出される反応(反作用)をもたらす。Casa Guardiolaプロジェクトではトレース(痕跡)とインプリント(痕跡、刻印)のプロセスはスタティック(静的)なものだったが、ここではそれはダイナミック(動的)だった。これらのダイアグラムの中の隙間(裂け目、介在性)のアイデア(考え)は、包むものと包まれるもの、アブセンス(不在)とプレゼンス(現前)、充満とその不足が、各々同時に影響を及ぼした(作用した、響いた)ことを提示している。

Platon(プラトン)
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Umberto Eco(ウンベルト・エーコ)
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Charles Sanders Peirce(チャールズ・サンダース・パース)
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Sigmund Freud(ジークムント・フロイト)
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Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
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Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
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Edmund Husserl(エトムント・フッサール)
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Maurice Merleau-Ponty(モーリス・メルロー=ポンティ)
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Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
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Roland Barthes(ロラン・バルト)
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Noam Chomsky(ノーム・チョムスキー)
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Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
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Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
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Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
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Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
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