Peter Eisenman Diagram Diaries
UNIVERSE

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Peter+Eisenman&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
YouTube(Peter Eisenman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Eisenman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.195
Peter Eisenman:この様にHouse Ⅹ(住宅10号)の2つのヴォリュームは、Casa Guardiolaのフット(足取り、基部)あるいは刻印(痕跡)付けメカニズム(機械)の様に作用した。

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Peter Eisenman:ヴォリュームは砂の様に振る舞ったHouse Ⅹ(住宅10号)と同じヴォリュームのネガの(反転した)モールド(鋳型)の中へ据えられた。ポジのヴォリュームが引き離されたとき、一部分の(不完全な)トレース(跡)がヴォリュームの上に残されながら、インプリント(痕跡)がそのモールド(鋳型)の上に現われた。ヴォリュームはモールド(鋳型)に完全にぴったり合わなかったから、ヴォリュームとモールド(鋳型)の間には空間があった。結果として生じた空間はヴォリュームからのトレース(跡)とインプリント(痕跡)とモールド(鋳型)両方を掘り抜けた(穴を開けた)。これは内在性のトロープ(個別的性質、具体的性質)として隙間(裂け目)の空間の最初の使用だった。ここで、その隙間(裂け目)とはもはやソリッドな(中まで同一物質の)ポシェ(建築図面の壁や柱などの黒く塗られた部分)の伝統的なアイデア(考え、イデア)としてではなく、むしろその意味を明確にしている状態のマーク(跡、痕跡、記号)や、トレース(跡)や、インプリント(痕跡)によってのみ明確に表現される空間の間の空間として理解された。
スーパーポジション(重ね合わせ)やレジストレーション(表示、表示両面の見当合わせ)とともに取り組んだ幾つかのプロジェクトの後、これらのプロジェクトすべてがグラウンド(地面、大地)のサーフェス(表面)を扱っていたが、それらのどれもインターベンション(間に入ること)、つまり、如何に新しいサイト(敷地)が古いものを扱うかということのエッジ(縁、鋭さ、有効性、効力、断崖、境目)を扱っていなかったことを悟った。フランクフルトのRebstockparkのマスター・プランでは、そのエッジ(縁、鋭さ、有効性、効力、断崖、境目)が定義を下す(意味を明確にする)論点になった。

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Peter Eisenman:意図は古いものと新しいものの間の区別(差異)をぼんやりさせることであり、古いものから新しいものへの継ぎ目のない移り変わりを産み出すことだった。これは2つの新しいダイアグラムの操作を導いた。一つはグラフト(接ぎ木)と関係したもので、もう一つはフォールド(折り重ね)と関係したものだ。
グラフト(接ぎ木)はコラージュと似た操作だが、コラージュとは異なる。コラージュは異なる(共通点のない)コンテクスト(文脈)からのものを新しいコンテクスト(文脈)の中に一緒にするのに対し、ジャクスタポジション(並置)、つまりエッジ(縁、鋭さ、有効性、効力、断崖、境目)は、必然的に明確に思想を表現される。意味の分離はその断片化や、互いのピース(断片)やその全体とは異なった(異質の)そのピース(断片)のネイチャー(本質)に拠っている。一方、グラフト(接ぎ木)はよりモンタージュの様だ。なぜならそれは時間を含んでいるからだ。

→デリダやバルトの影響。ダダやシュルレアリスム、レム・コールハースの手法とも比較の必要あり。(井戸)

トロープ
http://husserl.exblog.jp/7091860/
Casa Guardiola
http://www.google.co.jp/search?q=Casa+Guardiola&hl=ja&prmd=imvns&source=lnms&tbm=isch&ei=vvPvTt6GJIaSiQe-xc2jBw&sa=X&oi=mode_link&ct=mode&cd=2&ved=0CBAQ_AUoAQ&biw=1400&bih=897#hl=ja&tbm=isch&sa=1&q=Casa+Guardiola%2CPeter+Eisenman&pbx=1&oq=Casa+Guardiola%2CPeter+Eisenman&aq=f&aqi=&aql=&gs_sm=e&gs_upl=7507l13255l0l13600l15l15l0l14l0l0l226l226l2-1l1l0&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.r_cp.,cf.osb&fp=b880a286dfd0eabc&biw=1400&bih=897
Platon(プラトン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%B3
Umberto Eco(ウンベルト・エーコ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B3
Charles Sanders Peirce(チャールズ・サンダース・パース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B9
Sigmund Freud(ジークムント・フロイト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%88
Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB
Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%EF%BC%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9
Edmund Husserl(エトムント・フッサール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AB
Maurice Merleau-Ponty(モーリス・メルロー=ポンティ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%BC%EF%BC%9D%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3
Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%80
Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88
Noam Chomsky(ノーム・チョムスキー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC
Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7
Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA
Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%83%AA
Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC