Peter Eisenman Diagram Diaries
UNIVERSE

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Peter+Eisenman&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
YouTube(Peter Eisenman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Eisenman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.193
外在性:数学(数学の利用)

P.194
Peter Eisenman:そのプロセスの中では、カナレッジオは、あるモールド(鋳型)あるいはオーバープリントさ(刷り重ねら)れ、それから引き出され(引き離され)たコーラ(プラトンの『ティマイオス』に書き込まれた特異な語=「コーラ(場)」)として見られた。だからオーバープリント(刷り重ね)する方策(手段、意思、気まま)のサーフェス(表面)の下側(隠れた側、裏面)では、この2重のワーク(作用)のトレース(痕跡)があっただろう。最後には、刻印付けら(刷り込ま)れたオブジェクト(もの、客体)は、そのサーフェス(表面)の上に類似したマーク(跡、痕跡、記号)や、このプロセスのアクティヴィティー(活動、遊び)のトレース(痕跡)を持っただろう。
 Casa Guardiolaのダイアグラムは、ラ・ヴィレット公園案で始まったトレース(痕跡)とインプリント(痕跡)のワーク(取り組み、作品)を精巧に作り上げた。そのプロジェクトは最初のテキスト(テクスト)としてHouse Ⅹ(住宅10号)のダイアグラムを使った。これは恣意的な(任意の、気まぐれな)決定だったが、同時にそれは、アプリオリな(先験的な、論理に基づいた)プロジェクトと(時間的・論理的・順位的に)前(先)にあるということのフォーム(形式、形態)両方とも関係していたから、もし建築的な内在性や、如何なる建築的な内在性をも明確にする(定義を下す)あるトロープ(個別的性質、具体的性質)との内在的な関係でなくても、偶然性を提供する。Casa Guardiolaはついに裂け目(隙間、介在)的で折り畳まれた空間のアイデア(考え、観念、イデア)に導くだろうダイアグラム的なトレース(痕跡)のさらなる発展(展開)を提案した。その住宅は2つの区別(差異)を暗示した(ほのめかした)。一つ目は、幾何学と建築のトロープ(個別的性質、具体的性質)の間であり、2つ目は、プレゼンス(現前性、存在)の充満(豊かさ)によってマニフェスト(明らかに)されるトロープ(個別的性質、具体的性質)と所謂十分なプレゼンス(現前性、存在)でも完全なアブセンス(不在)でもない状態の間にあるものと呼ばれうるものとの間である。

P.195
Peter Eisenman:ラ・ヴィレット・プロジェクトでは、アブセンス(不在)はインプリント(痕跡)としてマークされ(痕跡付けられ)、再び、あるオブジェクト(もの、客体)がモールド(鋳型)の中に押し出され、それが取り去られたとき、それはそのモールド(鋳型)の中にインプリント(痕跡)を残した。Casa Guardiolaでは、トレース(痕跡)のアイデア(考え、観念、イデア)が導入され、それはインプリント(痕跡)とは概念的に異なる様に見えた。その差異はあなたが砂浜の砂にあなたが足を置くときに起きることと似ている。足は砂にインプリント(痕跡)を作るが、足が持ち上げられたとき、砂の結晶は足のつま先や甲やかかとに残る。つまり如何なる種類の形作られた(形式化された)方法においてでもなく、歩みのインプリント(痕跡)の断片的なトレース(痕跡)としてでもなく残る。そのトレース(痕跡)はその足の上に残っている足によって置き換えられた砂のランダムな(でたらめな)状態である。

→砂浜での足跡の比喩はリチャード・セラも使っていたが、もう少し知覚(世界の受容)の変容に重点が置かれていた。アイゼンマンは、よりデリダやバルト的だ。(井戸)

トロープ
http://husserl.exblog.jp/7091860/
Casa Guardiola
http://www.google.co.jp/search?q=Casa+Guardiola&hl=ja&prmd=imvns&source=lnms&tbm=isch&ei=vvPvTt6GJIaSiQe-xc2jBw&sa=X&oi=mode_link&ct=mode&cd=2&ved=0CBAQ_AUoAQ&biw=1400&bih=897#hl=ja&tbm=isch&sa=1&q=Casa+Guardiola%2CPeter+Eisenman&pbx=1&oq=Casa+Guardiola%2CPeter+Eisenman&aq=f&aqi=&aql=&gs_sm=e&gs_upl=7507l13255l0l13600l15l15l0l14l0l0l226l226l2-1l1l0&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.r_cp.,cf.osb&fp=b880a286dfd0eabc&biw=1400&bih=897
Platon(プラトン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%B3
Umberto Eco(ウンベルト・エーコ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B3
Charles Sanders Peirce(チャールズ・サンダース・パース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B9
Sigmund Freud(ジークムント・フロイト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%88
Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB
Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%EF%BC%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9
Edmund Husserl(エトムント・フッサール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AB
Maurice Merleau-Ponty(モーリス・メルロー=ポンティ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%BC%EF%BC%9D%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3
Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%80
Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88
Noam Chomsky(ノーム・チョムスキー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC
Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
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Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA
Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
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Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC