Peter Eisenman Diagram Diaries
UNIVERSE

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Peter+Eisenman&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
YouYube(Peter Eisenman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Eisenman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.78
Peter Eisenman:その住宅は、対角線上の中心を通って、後ろの頂部の角から前面の底部の角まで走るトポロジカル(位相幾何学的)な軸に沿ってキー化される(記号で知らされる)。この軸を表現する為に、二つの階段が赤と緑にペイントされる、つまり赤と緑を混ぜることはその家のニュートラル(中性的)な軸のグレーを生み出す。白が最初の4つの住宅の基本色だったから、グレーは今中心のトポロジカル(位相幾何学的)な軸を作っているニュートラル(中性的)な色になった。このコンテキスト(文脈)の中で、白は一つの極、中心にあるポイントになり、ニュートラル(中性的)な軸としてのグレーの線があり、そして黒はもう一つの極、想像された外部の囲いだった。赤と緑は、その時、目に見えないもののサイン(記号)であり、さらに概念的なニュートラル(中性的)なトポロジカル(位相幾何学的)な軸だった。

P.79
Peter Eisenman:もし赤の階段が緑の階段に平行に(対等に、類似して)直接上に作られていたら、それはユークリッド空間の中で対称になっていただろう。
赤い階段が90°回転されたとき、それはユークリッド空間では非対称になるが、その住宅の底部の角からその頂部の角への線に沿ってトポロジカル(位相幾何学的)に対称になった。赤と緑の階段はそこにはグレーのトポロジカル(位相幾何学的)な軸があるというアイデア(考え)をキー化した(記号で知らせた)。いったんそれが読まれれば、その住宅の中にはもはや正しい方向あるいは逆さまもない、つまりその住宅は、グラウンド(地面)との概念的な関係性を負うことなしに、その方向定位が反転できるようになった。これは建築の条件を定義するものとしてのグラウンド(地面)から立ち去って行くプロセスの中の別のステップだった。HouseⅣ(住宅4号)では、空間の実際のユークリッド幾何学があったが、その空間を理解することは唯一トポロジカル(位相幾何学的)になることができた。その住宅はユークリッド座標で経験されたとき概念的なセンス(意味、感覚)を作らなかった。前面と背面の外部の垂直的なサーフェス(表面)(ファサードがなかった)はお互いの反転であった。

P.80
Peter Eisenman:概念的なレイヤーを通って前面から後ろへ動きながら、人は正しい方向に思われる何かから逆さまに思われる何かに動いている。その住宅はただトポロジカル(位相幾何学的)に逆さまだったばかりでなく、内部と外部が裏返しにもなっていた。グレーの線の中心で、それはトポロジカル(位相幾何学的)な軸だったが、その住宅を生じさせる痕跡としての白いドットがあった。グレーの線を取り囲んでいるものは黒い箱だった。この様にその概念作用は白いドットへのグレーの線を通った黒い箱からのものだった。この住宅のすべての垂直と水平のサーフェス(表面)はグレーの様々な色調で色付けされた。これと同じ制作手段(装置)はマテリアルのサーフェス(表面)にもまた作動させられた。人が白いポイントから出て動いて行くにつれて、透明から、半透明へ、グリッド状の半透明へ、不透明へ動きながら、ガラスの平面はより不透明になった。この様にすべてのマテリアル、垂直で水平のサーフェス(表面)とそれらの切断はインデックス(指標)によってコード化(符号化、記号化、規約化)された。

Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
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Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
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Roland Barthes(ロラン・バルト)
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Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
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Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
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Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
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Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
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