Studio Olafur Eliasson
An Encyclopedia
Taschen

Olafur Eliasson(オラファー・エリアソン)
http://images.google.co.jp/images?client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&channel=s&hl=ja&q=Olafur%20Eliasson&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi
You Tube(Olafur Eliasson)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Olafur+Eliasson&search_type=

Philip Ursprung
http://de.wikipedia.org/wiki/Philip_Ursprung

P.50
Olafur Eliasson:Philip、あなたは(フレドリック・)ジェイムソンに言及したが、おそらく彼はあまりにも空間に焦点を当てすぎた。私にとっては、空間と時間は分けられないものだ。私達が建築の中に見つけることができる実用的(功利主義的)な枠組みを持たなくてもよいということはアートにとってかなり有利である。つまりアートはよりもっと自由に経験(体験)と一時性(時間性)の論点を探求することができる。人は政治と文化と歴史との関係の中で時間-空間を取り扱うことができる。時間-空間は媒介物(伝達するもの)になる。つまりあなたは他の何でも見るための虫めがねとしてそれを使うことができる。かつて私達が見た何かの場所、今そこは別の論点の調査(考察)のための方法(手段)である。この方法で、私はアートは世界と関係付けるその方法の中で百科事典的になったと考える。今日、理論的なレベルで空間的な問いと関わっていて、彼らのワーク(作品、取り組み)を通して極度にソフィスケートされた(洗練された、複雑化した)空間的な議論に従事する能力のある多くのアーティスト達がいる。だからといってこれが新しいわけではでない。モホリ=ナジ・ラースロー[1985-1946]あるいはナウム・ガボ[1890-1977]の様な構成主義のアーティスト達も同じことをした。20世紀初頭のこの時期には、空間の再交渉の素晴らしいセンス(感覚、意味)があった。

Philip Ursprung:それではあなたはアートの歴史の中には完結していない約束あるいは挑戦があると言っているの?

Olafur Eliasson:えっ、私はそれをそのようには据えたくはない。そんなふうに思いますか?

Philip Ursprung:それは興味深い点だ。私はGesamtkunstwerk(演劇・音楽・詩などをいっしょにした総合芸術作品)への一種の抑圧された愛を持っていると最近誰かが私に話した。今日、Gesamtkunstwerk(演劇・音楽・詩などをいっしょにした総合芸術作品)は反動的(復古的)なものと見做されている、だからあなたはそれに魅了されていることを本当に認める(白状する)ことができない。しかしそれでも、私はアートはどこにでも行くことができるというこのアイデア(考え)について何か真実があると言わなければならない。明らかに、あなたはライフ(生、人生)をアートとともに固定することはできないし、ライフ(生、人生)はそのままで十分だと思う、しかし仕事の分類、文化的フィールドにおける異なった区分への分割は、これらの区分をコントロールし静める(なだめる)手段であると本当にわかった。

Olafur Eliasson:私は、言ったように、それをアートの「百科事典的な」ドライブ(突進、推進力、活力、衝動、流れ、駆動)と呼びたい。主な点は、しかしながら私達はこのことに合意すると思うが、アートと建築についての討論は分極化した分野の間の競争に発展すべきではないということだ。つまり、それよりも私達はそれら2つの間をオーバーラップする(部分的に重なり合う)興味(関心)を探求するべきだということだ。

László Moholy-Nagy(モホリ=ナジ・ラースロー)
https://www.google.co.jp/search?q=L%C3%A1szl%C3%B3+Moholy-Nagy&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=ker1UbiYDM63kAXL5oGQCg&ved=0CAkQ_AUoAQ&biw=1774&bih=889
Naum Gabo(ナウム・ガボ)
https://www.google.co.jp/search?q=Naum+Gabo&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=VSz3Ub2BOcPwkQW1toDIAg&ved=0CAkQ_AUoAQ&biw=1774&bih=898
Fredric Jameson(フレドリック・ジェイムソン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BD%E3%83%B3
Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Peter+Eisenman&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi