Gordon Matta-clark
Works and Collected Writings
Gloria Moure
Ediciones Poligrafa

Gordon Matta-Clark(ゴードン・マッタ・クラーク)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&q=Gordon+Matta-Clark&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
http://en.wikipedia.org/wiki/Gordon_Matta-Clark
YouTube(Gordon Matta-Clark)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Gordon+Matta-Clark&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

このインタビューは下記の本にも所収されています。括弧内は下記の本の頁数を記す。
Gordon Matta-Clark Eddted By Corinne Diserens Survey By Thomas Crow Essays By Judith Russi Kirshner And Christian Kravagna Phaidon

P.63(P.184)
Donald Wall:あなたは単に「カッティング(切断)」の社会的な含意(掛かり合い)に興味があるのですか?

Gordon Matta-clark:一つの空間から別の空間へと切り離す(通り抜ける)行為は、深い(徹底的な)知覚を巻き込んだある複雑さを生み出す。除去によって生じた予想外の眺め(それはサーフェス(表面)ではなく、薄いエッジ(縁)であり、その制作の自伝著述的プロセスを明らかにする切断されたサーフェス(表面))より以上に、層化(層状構造)の様相はおそらく私に興味を抱かせる。アノニマスな(特徴のない、ありふれた)状況にもかかわらず、さもなくば全くノーマル(典型的)で、因習的(月並み、普通)なものを採り上げ、それを再定義し、それを過去と現在の状態のオーバーラッピング(部分的重複)と多様な読みへ反訳(重訳)することから生じる一種の複雑さがある。各々の建物はそれ自身の独自の状況を生み出す。例えば、「Datum Cut(与件(データ、基準)切断)」は、エンジニアの製図室と事務所で催された。本当に何かを貫通するだけの十分な外側の囲いがなかったから、私は外部を扱うことができなかった。私を魅了したのは、内部の中心のプラン(平面)だった。エンジニア達は、小さく、四角く、原始的な小屋の形を採用し、一つの大きな製図室を作るためにそれを半分に分けていた。彼らは別の半分を事務所になった4分の1に分け、残った4分の1をコートルーム(携帯品預かり室)とバスルームとして再び半分に分けた。そしてそれを再びシャワー室と何かの部屋を作るために分けた。すべてのものが進行的(段々)に分けられた。だから残った最後のピース(部分)は全体の1/32だった。私は中心のまわりに分割のアイデアを使った。それゆえ、私は屋根の頂部から四角い部分を取り去り、そして屋根から切り取ったものをその建物の中にプロジェクト(投影、投げ出、提示)し、壁やドアを貫通して横の方に(側面に)拡張した。イタリアの壁は崩落した部分がなく見事で素晴らしい彫刻された描線が保たれていたから魅惑的だ。
ナイアガラの滝は全く違っていた。それは引き算のゲーム(戯れ、計画、意図)が含まれていた。取り除かれたピース(一片)それぞれ、全体のファサード(表面)の1/9であり、ランダムに取られたものだ。私は連続した(続いて起こる、結果として起こる)除去の方を好んだんだろう。それが作り出されるにつれて、まさにそれがフィジカルに(自然に、物理的に、物質的に、身体的に)為されるという問題は素晴らしかったので、イデアルに(観念的に、典型的に、理想的に)演出することはできなかったかもしれない。

P.65(P.184)
Gordon Matta-clark:私はすべての取り除かれたピース(一片)を木枠(竹かご)に詰め、その家の直ぐ近くに木枠(竹かご)に詰められたファサード(表面)を再現するかどうかしばらく熟慮した。木枠(竹かご)の中で取り除かれた部分(断面)は、それはまたアイデンティティー(それ自身)、つまり仮面をかぶったアイデンティティー(それ自身)でもあるこの信じられない(すごい)匿名性を持っていた。もし、あなたが本当にしっかりと見ていたら、あなたは差異を見つけることができただろう。しばらく私はニューヨークのジョン・ギブソン ギャラリーでその木枠(竹かご)の中でそれらを展示することについて考え、それよりも私は9つの抜き取りの内6つをその地方の外部にその木枠(竹かご)の中にいれたまま捨てた。それらは私のトラックの後ろからドサッと捨てられ、落ちるにつれてかなりの量残った。

→仮面をかぶったアイデンティティー(それ自身)、ユングの影響かな?(井戸)

Carl Gustav Jung(カール・グスタフ・ユング)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%B3%E3%82%B0
Georges Bataille(ジョルジュ・バタイユ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A6
Rem Koolhaas(レム・コールハース)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&q=Rem+Koolhaas&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
Lucio Fontana(ルーチョ・フォンタナ)
https://www.google.co.jp/search?q=Lucio+Fontana&hl=ja&prmd=imvnsb&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=JBWbUJDlHc-UmQXn8ICQBA&ved=0CAoQ_AUoAQ&biw=1505&bih=897
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%8A
Dadaism(ダダイズム)
http://www.google.co.jp/search?q=Dadaism&hl=ja&lr=lang_ja&biw=1533&bih=897&tbs=lr:lang_1ja&prmd=ivnsb&source=lnms&tbm=isch&ei=MGPcTeH7HI_mvQOjg-i1Dw&sa=X&oi=mode_link&ct=mode&cd=2&ved=0CBwQ_AUoAQ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A0
Land Art(ランド・アート)
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&biw=1533&bih=897&tbm=isch&sa=1&q=Land+Art&aq=f&aqi=&aql=&oq=
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88
Ludwig Wittgenstein(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%92%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%88%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3
Karl Heinrich Marx(カール・ハインリヒ・マルクス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9
Georg Wilhelm Friedrich Hegel(ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%AB
Maurice Merleau-Ponty(モーリス・メルロー=ポンティ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%BC%EF%BC%9D%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3
Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
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Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
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Roland Barthes(ロラン・バルト)
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Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
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Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
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Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
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