Felix Gonzalez-Torres
edited by Julie Ault
steidl dandin Publishers

Felix Gonzalez-Torres(フェリックス・ゴンザレス=トレス)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&q=Felix+Gonzalez-Torres+&lr=&um=1&sa=N&tab=wi
http://www.b-sou.com/palm-Gonzalez.htm
YouTube(Felix Gonzalez-Torres)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Felix+Gonzalez-Torres&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

Joseph Kosuth(ジョセフ・コスース)
http://www.google.co.jp/search?q=Joseph+Kosuth&hl=ja&site=&prmd=ivnsb&source=lnms&tbm=isch&ei=QZbITeXSDoXCvgONxZjpBQ&sa=X&oi=mode_link&ct=mode&cd=2&ved=0CBAQ_AUoAQ&biw=1533&bih=897
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%BB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%82%B9

P.348
対話
ジョセフ・コスースとフェリックス・ゴンザレス=トレス

Felix Gonzalez-Torres:私がいつも扱うことにとても興味がある一つのことはパブリック(公)と/あるいはプライベート(個)の概念である。ビルボード(広告掲示板)はただパブリックにおいてのみ見せられる。それらはプライベート(個人的)に所有されるが、いつもパブリック(公)に見せられる。

Joseph Kosuth:それは面白い。私達はたぶんお互いの作品(取り組み)のディテールを知らないが、1968年からの私の作品(取り組み)つまり「The Second Investigation(2段階目の調査研究)」は、私がパブリック(公)のメディアでアノニマスな(作者のわからない、はっきりとした個性のない)広告をすることを始めたときだった。1979年まで、私は何かを売ることを拒否していた。特に、私は誰かの家の中で完結する大きなインスタレーション(設置)であるそれらの「Investigation (調査研究)」はしたくなかった。私は言った、あなたはそれを売ることができないが、あなたが科学者に与える様にあなたは私に許可を与えることができると。そしてこれゆえ、私はあなたにパブリックな(公の)空間にそれを置く権利を与えるだろう。それはプライベート(個人的)な空間や、家庭の空間に置かれえないだろう。たとえ一時でも私が今までそれをするのを許した唯一のコレクターは、Giuseppe Panzaだった。なぜなら彼が持っていた空間はミュージアムの様だったからだ。彼はまた私の作品を結局パブリックな(公の)コンテキスト(文脈)に置くことを約束し、彼はそうしている。しかし彼は例外だった。私はこの作品(取り組み)にほんのわずかのサポートしか得ていなかった。コレクターから借りて数年間作品を展示してくれたカナダ国立ギャラリーとカッセルのニュー・ギャラリーからのサポートを私は得た。しかしあなたも知っての通り、幾らかの商品(もの)を得ることなしにお金を使いたいと思う人は殆どいなかった。

Felix Gonzalez-Torres:ええ、あなたは他のアーティスト達のための道を切り開いた。人々はこれらのビルボード(広告掲示板)を買うことができるが、人々はそれらをパブリック(公)に設置しなければならない。つまり人々はパブリックな(公の)空間を借りなければならない。それはあなたがそれらをビルボード(広告掲示板)の上に掲げることを除いては、エディションのあるプリントを買う様なものだ。人々はその作品を倉庫にしまってはいけないから、それはまたコレクター達にサービスをしてもいる。

Joseph Kosuth:これは、装飾的小物を買う誰かとしてのコレクターという初期のアイデア(考え)から、パトロンとしてのコレクターというアイデア(考え)まで前進した。それは、知的な関心とより関係していて、アートをアパートメント(部屋)の中の素敵なかわいいものに引き下げる(還元する、縮小する)ことと殆ど関係のない、ある種の飛躍である。

Felix Gonzalez-Torres:あなたも知っての通り、かつて誰かが私にプリントのエディションを作るように頼んだ。しかし私は考えた、なぜエディションを作るのか?なぜプリントを作るのか?世界はもはやアーティスト達によるプリントを必要としていない。だから私はやらないと言った。しかしそれから私はそれについて考えた、そして言った、ええ、なぜ私達は限界(制限)を押し広げ、ビルボード(広告掲示板)をしないのか?その状況は、あのようにあなたがパブリック(公)でそれを見せることのみできるというものだ。あなたはそれをパブリック(公)で見せなければならない。

Giuseppe Panza
http://en.wikipedia.org/wiki/Giuseppe_Panza
ロバート・ストーによるフェリックス・ゴンザレス=トレスへのインタビュー
http://www.minfish.jp/text/felix/index.htm
Bertolt Brecht(ベルトルト・ブレヒト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%92%E3%83%88
Walter Benjamin(ヴァルター・ベンヤミン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%A4%E3%83%9F%E3%83%B3
Louis Althusser(ルイ・アルチュセール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%AB
Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC
Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88
Julia Kristeva(ジュリア・クリステヴァ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B4%E3%82%A1
Jacques Lacan(ジャック・ラカン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%B3
Jorge Luis Borges(ホルヘ・ルイス・ボルヘス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%98%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%98%E3%82%B9
Jean-Luc Godard(ジャン=リュック・ゴダール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%EF%BC%9D%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%AB