Donald Judd
Steidl / David Zwirner

Donald Judd(ドナルド・ジャッド)
http://images.google.co.jp/images?client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&channel=s&hl=ja&q=Donald%20Judd&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%89
美術家の言葉(ドナルド・ジャッド)
http://www.b-sou.com/palw-Judd.htm
You Tube(Donald Judd)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Donald+Judd&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.109
明快さへの回帰:ドナルド・ジャッドへのインタビュー
Jochen Poetter

続くインタヴューは1989年8月7日にStaatliche Kunsthalle Baden-Badenで、ドナルド・ジャッドとJochen Poetterの間で、Rosemarie E. Pahlkeに手伝ってもらい、行われた。それはJochen Poetterその他により「Donald Judd」.Ext.cat.(拡張カタログ)(Baden-Baden,Germany:Staatliche Kunsthalle Baden-Baden,1989年)として元々出版されたものだ。

Poetter:最初のスケッチと技術的なドローングから私達はプランニング(計画)のプロセスやこれらのワーク(作品)の創作の間でさえも、既に完全な透明性と明快さがあるということを見ることができる。不正確な(間違った)思索(推測、おもわく)の落胆やこの前置きの段階の隠された秘密は既にそのワーク(作品)の一部ですか?そしてそのコンセプション(概念作用、概念、構想、懐妊、発端)ですか?

Judd:それはその種のアートの無頓着さの様に思われるし、明快さは基本的な要因の一つである。そしてそういう混乱(困惑、混同)は単純に混乱(困惑、混同)である。つまりそれはある種のアートではない。Stuart Davisは、ある本の中で私は今正しさ(正当、正義、正確)を持っていないと言っていて、例えば、1940年には「混乱(困惑、混同)は単純に混乱(困惑、混同)であり、明快さはアートの基本だ」と殆ど同じことを言っていた。

Poetter:Kunsthalle Baden-Badenで展示されたワーク(作品)の為に例えばバッハの音楽の様に「あるテーマ(主題)上のバリエーション(変化)」という記述(解説)をあなたは受け入れましたか?

Judd:私はそんなに確かでない。なぜならそれは異なった方法(道)が採られうるからだ。私はバッハとの類似を気に留めないが、勿論、それらは明確にヴァリエーション(変化)ではない。それらは完全に明確なワーク(作品)だ。それらが作るグループは偶然によるものだ。なぜならKunsthalleの中にあの様な多くの部屋があるからだ。元々私達は唯一の制作物あるいはそれらの2つを持っていた。だから私はそれらをばらばらにするつもりである。それらは完全にグループではない。私はグループであるものを作ったが、それはそれらが全体としてある作品を作るということではない。テキサスで私はピース(作品)を一緒に保つように努めた。しかし、それらはまだ分離した(ばらばらの)ワーク(作品)である。それはテーマ(主題)が何かに拠っている。それはとても狭くできる。あるいはそれはとても広くできる。あるいはそれは単純にある大きいジェネリック(一般的)なカテゴリーになりうる。そう、シャルダンの、静物画はテーマ(主題)になりうるとあなたは言うことができる。そう、それはとても広いテーマ(主題)を意味している。

Stuart Davis
http://www.google.co.jp/search?q=Stuart+Davis&hl=ja&prmd=imvns&source=lnms&tbm=isch&ei=4kMOT7emB4uaiQeKs-E6&sa=X&oi=mode_link&ct=mode&cd=2&ved=0CBsQ_AUoAQ&biw=1400&bih=861
Johann Sebastian Bach(ヨハン・ゼバスティアン・バッハ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BC%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%8F
Jean-Baptiste Siméon Chardin(ジャン・シメオン・シャルダン)
http://www.google.co.jp/search?q=Jean-Baptiste+Sim%C3%A9on+Chardin&hl=ja&prmd=imvns&source=lnms&tbm=isch&ei=N00OT8CfDsyXiQfp_rkR&sa=X&oi=mode_link&ct=mode&cd=2&ved=0CBAQ_AUoAQ&biw=1400&bih=897
Ludwig Josef Johann Wittgenstein(ルートヴィヒ・ヨーゼフ・ヨーハン・ウィトゲンシュタイン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%92%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%88%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3