The Conversation Series 8
Zaha Hadid
Hans Ulrich Obrist
Verlag der Buchhandlung Walther Konig Koln
Zaha Hadid（ザハ・ハディド）
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&q=Zaha+Hadid&btnG=%83C%83%81%81%5B%83W%8C%9F%8D%F5&gbv=1
You Tube（Zaha Hadid）
http://jp.youtube.com/results?search_query=Zaha+Hadid&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
Rem Koolhaas（レム・コールハース）
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&q=Rem+Koolhaas&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
You Tube（Rem Koolhaas）
http://jp.youtube.com/results?search_query=Rem+Koolhaas&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
Hans Ulrich Obrist （ハンス=ウルリッヒ・オブリスト）
http://en.wikipedia.org/wiki/Hans_Ulrich_Obrist
You Tube（Hans Ulrich Obrist）
http://jp.youtube.com/results?search_query=Hans+Ulrich+Obrist&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
Serpentine Gallery（サーペンタイン・ギャラリー）
http://www.serpentinegallery.org/
P.83
インタヴュー5
マラソン・インタビュー、サーペンタイン・ギャラリー
インタヴュアー：レム・コールハース、ハンス=ウルリッヒ・オブリスト
ロンドン、2006年7月28～29日
Hans Ulrich Obrist：レムも私も両方ともロンドンでのインタヴュー・マラソンにザハ・ハディドを迎えることにぞくぞく（興奮）している。始めるにあたり、私達はあなたにロンドンについて尋ねたい。数年前、あなたは私にこう語っていましたね、あなたにとってはロンドンは実現されないプロジェクトとして殆ど見られうると。2006年の今その都市のあなたの評価はどうですか？
Zaha Hadid：私はまだロンドンは私にとっては実現されていないプロジェクトだと考えているし、私はまだロンドンはそんなにも予測できないから本当にエキサイティングな都市だと感じている。おそらくロンドンは以前よりもより予測できるだろう、しかし、あなたはついにロンドンを十分に知り、何かが進み（よくなり）あなたを驚かすといつも思うだろう。これは絶え間なくあなたがそこでするであろうことについてのあなたの意見をシフト（移動、変化）させる。だから、その感覚（意味）では、ロンドンは私にとってはまだ一種の教育的状況である。
P.84
Rem Koolhaas：ロンドンはさておき、私達がお互いによく知りたい問題がある。
Zaha Hadid：あまりに安らぐわ、ちがう？
（笑い）
Rem Koolhaas：ああ、私はいつもあなたのキャリアを本当に近くでフォローしてきた。だから私は私が尋ねたいと思う質問は幾分個人的な（親密な）何かであると思う。だからもしあなたがそれらに応えたくはなかったら、私は完全に理解するだろう。
Zaha Hadid：わかったわ、進めて。
Rem Koolhaas：あなたはあなたのキャリアの中で本当に興味深い転機に至ったと私は考えている。その地点は実際に本当に僅かの人々しか辿り着けない場所であり、物事を繰り返すかあるいは革新する（新しく切り開く）ことを続けるのかをあなたが決心しなければならない場所だ。
Zaha Hadid：私は両方とも今しなければならないポジションにいると感じている。あなた自身のワークからあなたも知ってのとおり、ジェネリック（一般的な、ノーブランドの）プロジェクトとしてあなたが使うことができる物事があるが、しかし物事を発明（創案、捏造）することについての興奮はまだある。だから私は一方がもう一方を排除するとは思わない。
Rem Koolhaas：おそらくあなたはよりスペシフィックに成り得ますか？そしてジェネリック（一般的な、ノーブランドの）であるあなたがこれまでに建てた何かの例を私達に提示できますか？
→このスペシフィックは当然ドナルド・ジャッドの「スペシフィック・オブジェクト」というエッセイが下地であり、このジェネリックは当然レム・コールハースの「ジェネリック・シティー」というエッセイが下地である。（井戸）
Zaha Hadid：例としてローマのMAXXIプロジェクトを取り上げましょう。私達はスペース（空間）をライナー（線状）のライン（線）に変換しようとしていて、如何にそれらが分離し接続するかを示している。あなたは様々な方法でそのダイアグラムを見ることができる。つまりあなたはそれをローマあるいはBMW生産工場にも適用できる、なぜならそのライン（線）はその種のサイト（敷地）と関係しているからだ。
MAXXI project
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=&client=firefox-a&channel=s&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&q=Zaha%20Hadid%20MAXXI&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi
BMW production facilities
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=&client=firefox-a&channel=s&rls=org.mozilla%3Aja-JP-mac%3Aofficial&q=Zaha+Hadid+BMW+production+facilities&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2
P.85
Zaha Hadid：そのイメージはジェネリックたりえ、それはプログラムに関してのみならず、フォーマルな（形式的な、形の）言語に関してもだ。他方では、たった一つのコンペも勝つことなく数年間の終わりのないワークは、私達に発明（創案、捏造）することを許してさせておく莫大なレパートリー（能力の範囲、蓄え）を私達に提供しながら、私達に信じられないような機会を与えた。それは私達自身の経験と次のプロジェクトに進むための前もっての発明（創案、捏造）に私達が頼ることを許してさせておいた。私はあなたが毎回手間ひまかけて要らぬことをしなければならないとは思わない。
