Yona Friedman
Pro Domo
Actar

Yona Friedman(ヨナ・フリードマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&q=Yona+Friedman&lr=&um=1&sa=N&tab=wi
You Tube(Yona Friedman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Yona+Friedman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.100
イギリスの運河の上のブリッジ・タウン(1963年)。このブリッジ・タウンは、そのネットワークのとぎれを埋める大陸都市の要素として考えられた。だからジブラルタル海峡やボスポラス海峡を越えたものやコペンハーゲンとマルメーを繋ぐブリッジ・タウンがあった。これらの連結のいくつかは建設されたが、どれもトンネルや伝統的な橋として建設された。

P.101
ブリッジ・タウン、模型写真の上に描かれた構造とともに。

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ブリッジ・タウンの模型

P.105
大陸都市のブリッジ・タウンの他にも、この技術は、黄浦江によって実際に分割された上海の二つの港を繋ぐ為に使われた。

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西暦3000年の都市
西暦3000年に建築に成り得るものは何か?
推測?切望している思考?
今日のそれと同じようなものだ。
都市は千年の間にほとんど変化していない。
しかし、重要な変形を提示することができるいくつかの新しい発展がある。
今日、人類の約80%はほとんど暖めることが必要でない地理的な地域に定住している。
豊かな国における、「南」への移住、(退職した人々やホワイトカラーの労働者等々)は絶えず増大している。
ぼろ家地区に住んでいる人々は寒冷地で生き残れない。
ぼろ家地区は実際に暖かい気候の下でのそれらすべてである。
暖かい気候の下での居住地は目立つほどにほとんどエネルギーを使わない。

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居住地はほとんど供給ネットワークに依拠しない。(電気、ガス、電話、下水等々)
居住地は増大した独立性に向けての傾向を示す。
「近接」はもはや絶対必要なものではない。
居住地はより可動のものになる。
その様な状態の下では居住地は「非・物質化」する。
インドやペルシャ等の王達はまさに庭に住んでいた。
インド等の人々は彼らの家の前でしばしば寝る。
「非・物質化された」居住地は屋根と(プライバシーを保証する)スクリーンで構成される。
個人間のコミュニケーションは近接や移動することに依存しない。
会うことはバーチャル(仮想)になる。
商品はそんなに頻繁には配達されえない。
もし個々の倉庫のスペースが増大すれば、やがて住宅の70%は、直接的にあるいは間接的に倉庫に供せられる。

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家の形態と装飾や、建築の美的要因はますます「バーチャル(仮想的)」になる。
ただ屋根とスクリーンが「触知できる(実体的な)」ものになるはずだ。
腐りやすい食べ物はより良い質を保証する為に家でますます栽培される。
しかしそれらを都市のティシュー(連続)で覆う広い地域を浪費するようなメガロポリス(超巨大都市)の生活はない。
都市は村的なまとまりをもった地域の集まりや高速運送網や電気通信を通して繋がれた中間サイズの集団になる。