Hans Ulrich Obrist & Yona Friedman
The Conversation Series 7

Yona Friedman(ヨナ・フリードマン)
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You Tube(Yona Friedman)
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Hans Ulrich Obrist(ハンス=ウルリッヒ・オブリスト)
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You Tube(Hans Ulrich Obrist)
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P.17
Hans Ulrich Obrist:あなたはその言葉「非合法都市」に言及した。それは香港の九龍城、あるいは城壁都市(壁で囲われた都市)を思い出させる。

Yona Friedman:香港は高度に計画されていた。多くの摩天楼は「荒涼とした(未開の、野蛮な、粗野な)」ファサードを持っている。しかしながら、私達はまさに如何に多くのルール(規則)が実際に海の上の葦の都市に存在するのかとそれらが尊重されているのかどうかを考慮しなければならない。所有地のルール(規則)は異なっているが、それらは抽象的ではない。現実の中で、私はその場所の中に抽象を置こうとしてきた、つまり、統計値に対立するものとしての個々の重要性は、抽象に対立するものとしての現実の重要性である。

P.18
Yona Friedman:抽象は必要であるが、飽和状態といってもよい程度までではない。抽象を放棄しろ。私達は新しいバランスが必要だ。

Hans Ulrich Obrist:Museum of Simple Technology(単純な技術のミュージアム)についてもっと話してもらえないですか?

Yona Friedman:それはよりコミュニケーションの手段であり、一種のソフト・ミュージアムだったから、私はそれをミュージアムと呼んだ。私は漫画本と類似したとてもシンプルなドローイングととてもシンプルなテキストのポスターを含んだコミュニケーションのシステムを使った。たとえ最も複雑で抽象的なことでも漫画本を使いながら説明されえた。ポスターは健康あるいは食べ物の様に、特定の科目の学校教育なしで人々の為のものだった。そして最も重要なことに、それらは発明への鼓舞(煽動)だった。私は人々に「あなたはあれこれするべきだ」とは話していなかったが、むしろ「あなたはあれこれを改善する方法を発明することができる」と話していた。そのポスターはコミュニケーションの手段で、それはコンセンサス(同意)を導いた。それらはインドで広く配布され、おそらく1000万の人々に配布された。Museum of Simple Technology(単純な技術のミュージアム)とともに、そのアイデア(考え)は、マニュアルの中で説明されることは展示でのオブジェクト(もの、客体)で見られるものであるということだった。そのミュージアムは、まるでそれらが壁新聞だったかの様にマニュアルを提示する。そしてそれらはまたローカルのマスコミによって配布された。それは講義形式の(説教的な)ミュージアムであり、保存の為のミュージアムではない。その建物はこれらのシンプルで経済的な技術を見せるために作られた。

Hans Ulrich Obrist:あなたは殆ど10年間の間これらのdo-it yourself(自分自身で作る)マニュアルを発展させた。

P.19
Yona Friedman:数百。国際連合はこのプロジェクトをさらに発展させたかった、だから私達は、私が指揮した、パリのthe Communication Center of Scientific Knowledge for Self-Relianceに取り組んだ。しかしある段階で、彼らは予算をカットした。少なくとも私はこの種のことは可能であることを示すことができた。