Richard Serra Sculpture 1985-1998

P.189
RS:私達は2つの楕円を木(合板)から切り取り、その間に連結棒を付け、楕円を90度回転させて付けた。私達は鉛板のテンプレートから図面を作成し、Rick Smithに送り、「私達はあなたがCATIAプログラムで創り出していることに近づいているか?」と尋ねた。彼は私達が何のコンピューター・プログラムを使っているか尋ねた。私達は模型を作り、コンピューターを使っていなく、文字通り車輪を使ったことを彼に話した。「車輪を作ったんだって?」彼は言った。それで私達は彼に私達がしてきたことを説明した。すると彼は直ちにこの問題に興味を持ち私達を手伝うことができると言ってくれた。Rickは曲げる処置を計画し、私達はこのような楕円の構造物を作ることができる場所をチェックしはじめた。私達はドイツに行き、韓国に行き、これらを作り出す誰かを見つけるのには約2年半、殆ど3年かかった。私達は異なった鉄工所にプログラムを送り続けた。
韓国ではそれらを作ることができた、しかしかれらは十分広いプレートを持っていなかった。私は垂直のディメンションで最大のものと取り組んでいた。16フィートのプレートからは13.5フィートのピースしか取れない。私は少しも低くはしたくなかった。
ジェネラル・ダイナミクス社(アメリカの軍事メーカー)は、私が要求することに対して寛大さを示さなかった。
ドイツの鉄工所とは私は20年間に渡り一緒に仕事をしてきた。彼らはこれだけのものを曲げる許容値を持っていなく、曲げる代わりに鋳物で作ることを提案したが、コストが現状よりも十倍かかることがわかった。それにそれは私に興味を抱かせるプロセスではなかった。
私達は最後にメリーランドの圧延工場であり造船所であるBeth Ship(ベース造船所?)に行き着いた。そこはHugh Smithという大きなサイズのプレートを曲げることができる大きな曲げる機械を持っていた。