Peter Zumthor Atmospheres
Architectural Environments・Surrounding Objects
Birkhauser

Peter Zumthor(ペーター・ツムトア、日本ではピーター・ズントーが一般的)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Peter+Zumthor&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
YouTube(Peter Zumthor)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Zumthor&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
THermal Baths Vals,Peter Zumthor
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&q=THermal%20Baths%20Vals%2CPeter%20Zumthor&rlz=1B7GGLL_jaJP393JP393&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi

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Peter Zumthor:しかしあなたは防音の空間に入るとき、そこでは他に何かがあるということをただ本当に感じるだけだ。それは素晴らしい。あなたが建物を作っているときや、あなたがその静けさの中で建物を想像するとき、私はそれは美しいことだとわかる。私は建物を静かな場にしようとしていることを意味している。それは今日ではかなり難しい。なぜなら私達の世界はそれだけやかましくなってしまったからだ。ああ、ここではそうでもない、多分。しかし私はよりやかましい他の場所を知っているし、あなた方も静かな部屋が必要なときは幾らか足を伸ばさなければならないし、それら自身の静けさの中でそれらのプロポーション(釣合い、調和)やマテリアル(素材)すべてでそれらが作る音を想像しなければならない。私は私が作っている音があなたにお説教を思い出させているにちがいないとわかっているが、それはそんなに単純じゃなく、よりプラグマティック(実際的)ではないだろうか?私達がその中を通り抜けて歩くとき、それが実際にどのように響くのか。私達が話しているとき、私達が話し合っているとき、その音はどのようなものなのだろうか?

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Peter Zumthor:そして私が日曜日の午後にリビングルームに腰掛けて、3人の良き友人達と話し、同時に読書をしたいとしたらどうだろうか?私はここに以前に書かれたものを持っている、ドアを閉めること。私は居心地がいい(家にいる)と感じることができ、私は一人ではないと私に語りかけながら、素晴らしい音を持っている建物がある。私は母のイメージをただ追い払うことができないのかと思うが、実際に私は求めてはいない。

Peter Zumthor:第4番目に〈空間の温度〉である。私はまだ雰囲気の創造において私にとって重要なものに名前を付けようと努めている。例えば、温度。私はすべての建物はある温度を持っていると信じている。私は私が意味しているものを説明しようと思う。とはいえ、その主題が私にそれだけ興味を抱かせる時でさえ、私はそうすることがあまり上手ではない。最も美しいことは大抵、驚きとしてやって来る。私達がハノーバー・ワールド・フェアーのためのスイス・パビリオンを建てたとき、私達はかなりの量の木材や多くの木製梁を使った。そのパビリオンは外気に開かれていたけれども、外部が暑いとき、パビリオンは森の様に涼しかったし、外部が少し寒いとき、パビリオンは外部よりも暖かかった。マテリアル(素材)が多かれ少なかれ(事実上)私達の身体から暖かさを引き出すことはよく知られている。例えば、鉄は冷たくて温度を引き下げる。それも同じようなことだ。

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swiss sound box
https://www.google.co.jp/search?q=Swiss+Sound+BOX&hl=ja&prmd=imvns&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=qDFAUOD9HcTwmAWblYHwAg&ved=0CAoQ_AUoAQ&biw=1391&bih=897#hl=ja&tbm=isch&sa=1&q=swiss+sound+box&oq=Swiss+Sound+BOX&gs_l=img.1.0.0i19l2.42.42.3.2358.1.0.0.1.1.0.0.0..0.0…0.0…1c.6diduhBTYFw&pbx=1&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.r_cp.r_qf.&fp=5f31957261430ee9&biw=1391&bih=897

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Peter Zumthor:しかし私自身のワーク(作品、取り組み)を考える時、また心に浮かぶものは、その動詞〈to temper(加減する、調節する)〉であり、楽器の調律とそのうえ雰囲気のセンス(感覚、意味)で、おそらく少しピアノの調律や、光のムード(雰囲気)に似ている。だからこのセンス(感覚、意味)で温度はフィジカル(物質的、物理的、身体的)であるが、多分精神的(心理学的)でもある。それが私が見ている(気をつけている)もの、私が感じているもの、例え私の足でさえ、私が触れるものの中にある。

Martin Heidegger(マルティン・ハイデガー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AC%E3%83%BC