Peter Eisenman Diagram Diaries
UNIVERSE

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Peter+Eisenman&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
YouTube(Peter Eisenman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Eisenman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.86
Peter Eisenman:ダイアグラムのシリーズ(ひと続き、連続)として、それらは前進的に動かなかった。毎回それらは空間と時間の中で一体の(まとまった)状態に向かって動き、それらは不安定にされた。これはトポロジー(位相幾何学、地形学)的なコーナー(角)から始まったテラーニのGiuliani-Frigerioのダイアグラムと類似していた。Giuliani-Frigerioはカサ・デル・ファッショと同じように、ファサードから説明されなくて、むしろコーナー(角)から説明された。
伝統的に建築ではサブジェクト(主題)を読む優先される二つのポイントがあり、(ルネッサンスにおけるのと同じように)正面性か、(新古典主義におけるように)コーナー(角)からかである。正面性の建物においては、コーナー(角)からの読みはその建物の概念的な理解には何も加えない。支配的な読みは前面のファサードの中心からのものである。新古典主義では、側面のファサードと前面のファサードは一体の全体を創り出すためにコーナー(角)で折りたたんだものをひろげているものとして考えられた。カサ・デル・ファッショではコーナー(角)からのひと続きの読みと同じように正面性の読みもある。これはサブジェクト(主題)が前面からコーナー(角)へ、側面からコーナー(角)へ、そして背面からコーナー(角)へのシークエンス(連続)の中でその建物の周りを動いてまわることを要求される状態を生み出す。

Giuliani-Frigerio apartment block
http://images.google.co.jp/images?client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&channel=s&hl=ja&source=hp&q=Giuliani-Frigerio&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi
Casa del Facio(カサ・デル・ファッショ)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&lr=&client=firefox-a&channel=s&rls=org.mozilla%3Aja-JP-mac%3Aofficial&um=1&sa=1&q=Casa+del+Facio+Giuseppe+Terragni&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&aq=f&oq=&start=0
Giuseppe Terragni(ジョゼッペ・テラーニ)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&client=firefox-a&channel=s&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&hs=6jy&q=Giuseppe%20Terragni&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi

P.87
Peter Eisenman:House Ⅹ(住宅10号)でのダイアグラム的な取り組みは単一の視点と多数の視点の間の同じような読みのアイデア(考え)から発展した。付け加えると、そのダイアグラムはまたトポロジー(位相幾何学、地形学)的な幾何学とユークリッド的な幾何学との間や、単一のサブジェクト(主題)と多数のサブジェクト(主題)の間で作用した。House Ⅹ(住宅10号)ではコーナー(角)や中心やまた内部からの多数の視点があった。その住宅は4半分に分割された、だから視点のサブジェクト(主題)は外部にあるばかりでなくトポロジー(位相幾何学、地形学)的なシンメトリーの点で内部にもある。
House Ⅹ(住宅10号)のダイアグラムは再び建築の内在性は何か安定したものや既に知られているものではないだろうというアイデア(考え)を提案(暗示)した。以前、初期の住宅のダイアグラムはフィジカルな(物質的な、物理的な、身体的な)オブジェクト(もの、客体)をルネッサンスからモダニズムを通過した内在性の軌跡と類似した安定し知られたユニヴァース(宇宙、世界)と関係付けていた。建築のスタイル(様式)が変わっても、フォーム(形態、様式)が描かれる(引き出される)ものからのユニヴァース(宇宙、世界)は安定しているものとして見られた。

P.88
Peter Eisenman:House Ⅹ(住宅10号)では、ダイアグラム的なインデックス(しるし)はもはやこの不安定な内在性のネイチャー(本質)を構成するものの一対一の表現(表象)を提示しえなかった。例えば、内在性の幾何学がユークリッド幾何学的だった時、それはそれ自身の表現(表象)として一枚の紙の上に現われることができた。幾何学がトポロジー(位相幾何学、地形学)的になった時、それはもはや一対一の関係性の中で一枚の平面の紙の上で表現(表象)されえなかった。だからそのダイアグラムは、現存するドローイング方法の限界の為に、このユークリッド幾何学的な内在性のイコン(像、象徴)から、ユークリッド幾何学として描かれた(引き出された)トポロジー(位相幾何学、地形学)的幾何学のインデックス(しるし)へと動き始めた。

Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB
Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%EF%BC%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9
Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%80
Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88
Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7
Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA
Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%83%AA
Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC