Peter Eisenman
Ten Canonical Buildings 1950-2000

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Peter+Eisenman&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
YouYube(Peter Eisenman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Eisenman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

Rem Koolhaas(レム・コールハース)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&q=Rem+Koolhaas&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
You Tube(Rem Koolhaas)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Rem+Koolhaas&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.206
Peter Eisenman:ジュシュー図書館案の断面図はプログラムが隣接(接触)しない関係性を表現していて、傾斜した床の連続性は、もはやニューヨーク・アスレチック・クラブあるいはラ・ヴィレット公園案のスタックされた(積み重ねられた)レイヤー(層)ではない完全に別の断面を生み出している。その断面は、ただ建物の中のヴォリュームは抜き取られたヴォイド(空隙)であり、連続的ではない床の間の隙間(裂け目)の空間であることを明らかにする。そのドローイング(図面)は知覚の新しいエートス(精神、風潮)を映し出していて徹底した注意力の制作物として建築からの逸脱を暗示する。コールハースのヴォイド(空隙)の戦略は、ヴォイド(空隙)の論点を(それはモレッティとヴェンチューリの戦後のワーク(作品)の中に存在したのだが)部分と全体の関係性や、不注意 対 徹底した注意力や、分離 対 断片化についての問いに立ち向かう新しい取り組み方と結び付けていて、重要である。

P.207
Peter Eisenman:これらのヴォイド(空隙)化された要素、それはコンペの大きな模型ではグレーのソリッド(固体)として表現されていたが、純粋なポシェ(建築から空間を除いた柱や壁等の残余の部分)としても、純粋なフィギュアー(図)とも読まれえない。なぜならそれらは床の面の連続性によって生み出された残りの空間だからだ。これらの薄黒くされた部分は水平面がグレーの要素によってのみ中断される連続する流れとして読まれるのを許したまま、レベル(堆積する層)の間の連結を強調する。そのエネルギー(力)は、それが異なったシェイプ(形)や、水平面の切り込みや、螺旋あるいは、傾斜している床の中でレジスター(表わ)されていようとなかろうと、そのエッジ(縁)をかき乱さない。これはキュビストの絵画のエッジ(縁)のストレス(圧迫、歪み、緊張、強調)やヴェンチューリやモレッティのワーク(作品)の中心を離れようとするストレス(圧迫、歪み、緊張、強調)と対照をなす。ジュシュー図書館案では、中心に集まるストレス(圧迫、歪み、緊張、強調)もなければ、エッジ(縁)のストレス(圧迫、歪み、緊張、強調)もない。むしろ、そのストレス(圧迫、歪み、緊張、強調)は拡散されている。つまり、それはそのオブジェクト(もの、客体)の異なるレイヤー(層)の中に現われる。特に単に中心に集まっているフィギュアー(図)がはっきりと中心から離されるが、エッジ(縁)に向かって動いている様にも見えない時に。ヴォイド(空隙)をフィギュアーする(かたどる、表わす)エネルギー(力)は、一種のダイナミック(動的)な均衡の中で注意深くバランスを保たれながら、エッジ(縁)や中心から等距離である。ヴォイド(空隙)は中心とエッジ(縁)の間の決着のついてない(不協和のままの)緊張の空間を生み出す。それはここで決定不可能性のアイデア(考え)と呼ばれてきたものを導入(提示)するこの決断しないこと(優柔不断さ)である。同様に、そこではサーキュレーション(循環)に対して僅かしか連続性は現われない。それはその立方体の枠組みの中に包含されたままである。つまり床とサーキュレーション(循環)は一つの要素として結合された。ジュシュー図書館案は、すべてコールハースによる、シアトル公立図書館や、ポルトのカサ・ダ・ムジカや、ベルリンのオランダ大使館を含む後の多くのプロジェクトのモデル(原型)になる。ル・コルビジュエやミースのダイアグラムの影響が逆さに(反転)され、フィギュアー化(図形化、図式化)され、ヴォリューム的で、オブジェクト(もの、客体)の様な「ヴォイド(空隙)の戦略」としての要素に変換(変形)されたことが明らかになる。

PARC DE LA VILLETTE, FRANCE, PARIS, 1982(ラ・ヴィレット公園案)
http://www.oma.eu/projects/1982/parc-de-la-villette
Très Grande Bibliothèque(フランス国立図書館案)
http://oma.eu/projects/1989/tr%C3%A8s-grande-biblioth%C3%A8que
AGADIR CONVENTION CENTRE, MOROCCO, AGADIR, 1990(モロッコのアガディールのコンベンション・センター案)
http://oma.eu/projects/1990/agadir-convention-centre
JUSSIEU – TWO LIBRARIES, FRANCE, PARIS, 1992 (ジュシュー図書館案)
http://oma.eu/projects/1992/jussieu-two-libraries
Seattle Public Library(シアトル公立図書館)
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&q=Seattle%20Public%20Library&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi&biw=1585&bih=867
Casa da Musica in Porto(ポルトのカーサ・ダ・ムジカ)
https://www.google.co.jp/search?q=Casa+da+Musica+in+Porto&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=8pZ4UaXIO6S9iAevqYCYDg&ved=0CAoQ_AUoAQ&biw=1394&bih=897
Dutch Embassy in Berlin(ベルリンのオランダ大使館)
https://www.google.co.jp/search?q=Dutch+Embassy+in+Berlin&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=qJd4UdTEIObsiAe0lICoDg&ved=0CAoQ_AUoAQ&biw=1394&bih=861
Luigi Moretti(ルイジ・モレッティ)
https://www.google.co.jp/search?q=Luigi+Moretti&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=1Dl3Ue2UE4fxigL014H4Bg&ved=0CAoQ_AUoAQ&biw=1394&bih=861
Robert Venturi(ロバート・ヴェンチューリ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA
https://www.google.co.jp/search?q=Robert+Venturi&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=Fzp3UYiZJoKGjAKsj4FA&ved=0CAoQ_AUoAQ&biw=1394&bih=897
Cubism(キュビズム)
https://www.google.co.jp/search?q=Cubism&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=SEF3UbPnA83BiwLVzIDIDw&ved=0CAoQ_AUoAQ&biw=1394&bih=897
Le Corbusier(ル・コルビュジエ)
https://www.google.co.jp/search?q=Le+Corbusier&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=FZN4UdaTA4yiiAeTuYCIDA&ved=0CAoQ_AUoAQ&biw=1394&bih=897
Mies van der Rohe(ミース・ファン・デル・ローエ)
https://www.google.co.jp/search?q=Mies+van+der+Rohe&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=VZN4Ud2mEq-ViQeMq4A4&ved=0CAcQ_AUoAQ&biw=1394&bih=897
Jeffrey Kipnis(ジェフリー・キプニス)
http://en.wikipedia.org/wiki/Jeff_Kipnis
René Descartes(ルネ・デカルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%88
Charles Sanders Peirce(チャールズ・サンダース・パース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B9
Sigmund Freud(ジークムント・フロイト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%88
Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB
Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%EF%BC%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9
Edmund Husserl(エトムント・フッサール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AB
Maurice Merleau-Ponty(モーリス・メルロー=ポンティ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%BC%EF%BC%9D%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3
Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%80
Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88
Noam Chomsky(ノーム・チョムスキー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC
Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7
Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA
Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%83%AA
Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC