El croquis 79

P.23
そして、私は、ビッグネスは断片化や混沌の強迫観念を乗り越えるのにも役に立つと考えている。
おそらくこのようなモノリシックな形体は、明らかに私達を脅し、よりオーセンティック(典型的)で、コンテキストにスペシフィックな態度よりも、かつてつくりだされた最も正確な断片化よりも違うものを生み出している。このような大きなスケールの人口統計学を与えられると、私達は伝統的な感覚での原則では口では言い表せない建築的道具を必要とする大きなスケールの構造に対する継続的な必要性を予期できる。

→何度もコールハースが言明しているように、メタボリズムやスミッソン夫妻の影響、あるいは当時の社会統計学の影響を経て、現代の都市の様相とくにニューヨークやアジアの都市を通して、古典的な建築の感覚や勿論モダニズム建築の原則が現在ではもはやなんの意味もなく、全く現実は違う論理で建築が成立していて、その論理を探求していこうということ。(井戸)

私のテキストはその不可避(必要性)が崇高を含んでいるのか調査する。

→そのブルータルで暴力的な現在の都市や建築の論理は、崇高性を含んでいる。あるいはそれ自身が崇高性なのかもしれないということだろう。(井戸)

P.24
ロラン・バルト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88