Michael Heizer
Germano Celant
Fondazione Prada
P.40
「ミニチュアの場合、私達がオブジェクトや生き物あるは現実的次元を理解しようとするとき起こることに対比して、全体の知識は部分の知識に先行する。そしてたとえそれが幻想であっても、その手続きのポイントは、その知性を喜ばしそのような土壌単独では既に美と呼ばれうる喜びの感覚に昇華する幻想を創り出し維持することである。」クロード・レヴィ=ストロース「野生の思考」
M.H.:複合の思考は、別な方法で結合されていない感覚の塊状集積を通して伝搬されうる。一目で見られることできるいかなる配置であっても、そのいかなる組成部分よりもよくイメージに寄与する。
クロード・レヴィ=ストロース
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%EF%BC%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9
P.44
M.H.:私の考えは、ニューヨークに住んでいてヨーロッパの伝統に由来する絵画を描いていることとは対照的に、アメリカのアートをつくることであった。私はこの表現のブランドを案出することに自身を捧げてきた。あなたが彫刻をつくろうとする限りは、なぜ747(ボーイング747?)やエンパイヤーステートビルディングやゴールデンゲートブリッジに匹敵するようなものをつくらないのか?なぜアート特に彫刻よりも建築技術に対してこの社会の中で掛かり合いがより多く存在すべきではないのか?それはロケーション(場所)の為にコンセプチュアル(概念的)だと呼ばれる。しかしもしあなたがピエタを見たいと思うならあなたはイタリアに行く。万里の長城を見るために中国に行く。私の作品はコンセプチュアルアートではない。それは彫刻だ。あなたはまさにそれを見に行くべきだ。