The Non-Objective World
The Manifesto of Suprematism
Kasimir malevich

Kazimir Malevich(カジミール・マレーヴィチ)
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B8%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81>
美術家の言葉(カジミール・マレーヴィチ)
http://www.b-sou.com/palw-Malevich.htm
Suprematism(シュプレマティズム)「無対象感覚絶対主義」
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P.14
Kasimir malevich:ライフ(生命、人生)は絶えず規範を打ち立てることを探し求める。つまりそれは平穏の状態を切望し、「ナチュラル(自然、本質的)な」ものを求めて奮闘する。だから私達は、とりわけさもないと、習慣化した規範の感覚(意味)やこの規範の中の不活発性(怠惰性)の状態の中で、オーダー(秩序)を支え強化することに奉仕する「システム」の上昇を見る。ライフ(生命、人生)は生きることを望むのではなく休む(平穏でいる)ことを望み、それは活動の為でなく受動性の為に奮闘する。この理由から、システムに影響を及ぼしている付加的要素の動的あるいは静的価値の中の含意(折り合い、調和)は勿論の事と思われていて、動的な要素の「含意(折り合い、調和)へ導くもの」、即ち、それらを組織化することは、実質上それらを静的な要素に変形させることに等しく、というのもすべてのシステム(組織)は(たとえそれが動きの中にある時でも)静的であるからであり、ところがすべてのコンストラクション(構築)は、それがあるシステムに向かう「道半ばに」あるから動的である。
アーティストは調和した規範、オーダー(秩序)の状態へ向かって付加的な要素を導くことに努力する。
存在するシステムのすべての規範は受け入れられた付加的要素の特別な価値によって確立されたオーダー(秩序)をその中に保持し、それは新しい付加的要素が変化する環境の様々な視覚的現象から生じて来て、古い規範に新しい規範を発展させる、あるいは生み出させるまで存在し続ける。
その人を動かさずにはいられない発展させる要素は最も多様なフォーム(形態)と色の中で現われ、その影響の下で失墜する規範の対立する要素を変形させ改造することによって強度を得る。
規範の調査研究と(ある規範と他の規範のそれらの関係性に関して)個々の視覚的現象の分類(階級付け)は類似(類推)への探索を通して行われるべきだ。
私達の意識あるいは私達の感覚の価値に全く類似(類推)をアフォード(提供)しない視覚的現象は判断を下され得ない、つまり、私達はそれがノーマル(標準)なのかアブノーマル(異常)なのか、ナチュラル(自然、本質的)なのかアンナチュラル(不自然、本質的でない)のか決定することができない。
大衆(大多数の人々)にとって、レンブラントは絵画の中でノーマル(標準)を表現する、それ故レンブラントは絵画の規範がそれから評価される「決定的な見方」である。キュビズムは、大衆にとって、それが新しい付加的要素を(それが曲線に対する真直ぐな線のコンポジショナル(構成的)な関係性の中でアフェアー(営為)の新しい状態を意味する(現わしている))、新しい規範を含んでいるからアブノーマル(異常)である。
((鎌の形)のお決まりの表現を見ろ。)この新しい規範は「確立されたもの」そして「休息(静止)の安定した状態」のよく知られている美的秩序を破壊し、その為に大衆(多数派)は、彼らのアートと一緒に、新しい規範の精神の中で生み出すアーティスト達を孤立させることに目的を置く様になる。

Rembrant(レンブラント)
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Cubism(キュビズム)
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P.15
図5~8
キュビズムとシュプレマティズムの絵画文化の付加的要素の影響下で「ネイチャー(自然、本質)」の表現の変化。

P.16
Kasimir malevich:だから大衆(多数派)にノーマル(標準)として現われるものが、マイノリティー(少数派)によってアブノーマル(異常)として見なされるということが起こる。

→マレーヴィチの考え方はポスト構造主義とも繋がっている。だからコールハースやアイゼンマンとも近い。ザハはマレーヴィチから直接的に影響を受けているけれど。(井戸)

Rem Koolhaas(レム・コールハース)
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Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
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Zaha Hadid(ザハ・ハディド)
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