James Turrell
Curator of the Exhibition and Catalogue : Ana Maria Torres
IVAM Institut Valencia d’Art Modern
GENERALITAT VALENCIANA

James Turrell(ジェームス・タレル)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&q=James+Turrell&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%AC%E3%83%AB
You Tube(James Turrell)
http://jp.youtube.com/results?search_query=James+Turrell&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
美術家の言葉(ジェームス・タレル)
http://www.b-sou.com/palw-Turrell.htm

P.67
J.T.:ほとんど例がない。例えばある場所に位置する二つの地点は見られることはできない。それらはあなたの盲点がある場所で姿を現わす。また同様に異なったパターンはまさに黒と白からでてきた色を創り出す。ある現象は知覚的な(禅の)公案を現わす。これは如何に私達が視覚を通して嗅覚を通していわゆる五感を通して世界を知覚しているかということの断絶を現わす。私はここでまさに私達がそれは存在しないということを意味しないある感覚を名付けてこなかったからであるとここで言いたい。拡張する気付きの役割(関係)はあなたのヴォキャブラリー(語彙)を新しいテリトリー(領域)へと動かしている。例えば、私達は光に対するボキャブラリー(語彙)はほとんど持っていない。私達は絵画に対するおびただしいボキャブラリー(語彙)を持っている。絵画を描いたり色を描く為にそれは引き去られる。しかし多くの人々は驚く、もしあなたが青と黄色を混ぜればもちろんあなたは緑を得るが、それは塗料にともなうものであり、もしあなたが青と黄色の光を混ぜるのであればあなたは白い光を得るだろう、それは多くの人々にとって驚きである。だからそれは異なったルールを持っている。私は私達はスペクトルを教えるべきであると思う。

J.T.:私達は先入観を持った知覚をまさに持っている。私は如何に私達が私達の現実を形作り上げることができるかという穏やかな合図を作り上げる為にそれをまさに利用する。先入観を持った知覚は私達が実際に学んできた知覚の方法である。例えば私達は正反対のことが真実である時も赤は熱く青は冷たいと学んできた。だから、私達はそれを学んできた文化を持っている。光のスペクトルの屈曲による反応の最も低い波長の領域は、赤外線から紫外線まで、赤と緑あるいは赤と青みがかっている緑である。それは男性が色の盲目になるところである。さらに光、赤と緑を少なくとも見る(交通)信号機を持っている文化を私達もまた持っている。それは変なことだ。私達は色について考え、光について考えるこの様な奇妙な方法を持っている。それはまさに如何に私達が私達の現実から無意識であるかということである。この先入観のある知覚と私達が創造物(生き物、人間)として持っている知覚の限界との間のどこかは、私の作品が起こるテリトリー(領域)である。本当に暗い空間と低いレベルの光の空間の中で、私は私達自身の知覚の実際の限界に向かうだろう。他のいくつかのピース(作品)で、私は私達が持っている先入観のある知覚をプレーオフする(偽る)だろう。

A.M.T.:あなたのピース(作品)は光の一つの側面に焦点を当てている。「Ganzfeld(全体野)」シリーズ対「Skyspace(空の空間)」シリーズにおいて光のどの側面があなたに興味を抱かせたの?

J.T.:「Ganzfeld(全体野)」では、その中から見ることがその外から見ることと出会うところに私は興味がある。「Skyspace(空の空間)」では、その外から見ることに興味がある。「Skyspace(空の空間)」は、空は青いから空は青いと私達が考えているけれども、私達はそれにその青であることを与えているというわけではないという事実をもてあそびさえする。私達はそれにその青いことをまさに与える。私達はそれにその青いことを与えるから私はそれを変えることができ、私は空をあなたが好きなどんな色にもすることができる。これは人々にとっては驚きだ、なぜなら彼らは空はある色であると思っているからだ。