HERZOG & DE MEURON 1992-1996
The Complete Works Volume 3
P.232
J.H.:私達はドナルド・ジャッドの例を挙げることができる。彼はアーティストであるが建築に転身しその上建築の本まで書いている。彼のマーファでの作品は魅力的だ。彼の彫刻は恐ろしいぐらいの美しさを持っている。しかし、主要な町が影響を受ける現実の問題に触れることなく、砂漠のうち捨てられた孤立した場所の力をかりて近代建築に対する偉大な声明をつくることはばかげたことである。ジャッドにとって都市と建築の問題は形態の問題に要約され、彼の提案する形態はいつも同じだ。それが彫刻であれ椅子であれ家であっても。ジャッドは同質の宇宙を創り出している。これは時代遅れで全体主義的な考えだ。彼は彼の彫刻が全てに適合されあるいはアートが普遍的な(universal)解決を提示できると考えていた。うぶな考えだ。バウハウス、それはは過去のこと。過去においてはそのような考えがおそらくまだ受け入れられたのかもしれないが。
Donald Judd
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「ドナルド・ジャッド – 建築」大島哲蔵 訳
http://www.g-yamaguchi.com/artists/judd/archbook/judd.book.html
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Bauhaus
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