「Natural History」ナチュラル・ヒストリー
P.244
かつては私達の主な関心事は、何が現実か?スペシィフィックで描かれた現実がどのようにして時間と関係するのか?という問いであった。私は個人的には写真とはむしろ奇妙な関係をもっている。写真は私を魅了もすれば、意気消沈させもする。これは写真が過去や時間の経過や死と強烈に関係しているからである。
欺くことは写真においてはいつもあるファクターである。私達は写真は現実を忠実に描き出す媒体のうちの一つだという考えで育った。しかしその媒体はいつも操作され、誰も被写体の本来の姿を信じることができない。
ルフの写真の質は、現実と言われている私達の信念を足下がら崩す転覆する受容力においてとりわけ明確になる。
Michelangelo Antonioni
http://images.google.co.jp/images?q=Michelangelo+Antonioni&ie=Shift_JIS&hl=ja&btnG=%83C%83%81%81%5B%83W%8C%9F%8D%F5
リコラの倉庫では、葉の写真は容易に認識できる形つまり葉の形と抽象的で様式化した装飾である何かを繋げる。
Ricola factory
http://images.google.co.jp/images?svnum=10&hl=ja&inlang=ja&lr=&ie=Shift_JIS&q=Ricola+factory&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5