Luis Fernandez-Galiano ed.
Herzog & de Meuron 1978-2007
Arquitectura Viva
Herzog & de Meuron（ヘルツォーグ・アンド・ド・ムロン）
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You Tube（Herzog & de Meuron）
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P.347
Herzog：あなたはまた大きな制作物に魅了されもしえる、レムのように、そして私達はみんな22年前の６万人から今となっては300～500万人に成長した深・（シンセン）のような都市を見てびっくりする。もしあなたがどのように今日都市化が起こっているかを知りたいと思うのであれば、あなたはこれを理解しなければならない。しかしあなたはこのプロセスの一部になることはできない、なぜならあなたは役割を持っていないし、彼らはそれをより良くできるからだ。中国の都市はクラスター（房状）のように、島のように、パブリックな空間なしでできている。それは本当に粗っぽい成長で、ディベロッパーは土地を借りて彼自身の小さな都市を建てる。これらの開発は、マルコ・ポーロのようにそれをことばで述べようとする観光客や旅行者を魅了しながら、美しさと醜さの驚くべき混合を持っている。しかしこれは世界へのモデルではなく、それは単純にハードな事実だ。私はそれらから何も学ぶことはできないし、私のパフォーマンス（活動）を向上させることもできないし、私のスタッフにより少なく給料を支払うこともできないし、これにうまく対処するために全体のプロセスをスピードアップすることもできない。そのスピードは結局建築として理解されてきたすべてのものを破壊する。だから、問いは、どんな役割をあなたはそのようなマーケットで果たすことができるかということである。スーパースターのそれ（役割）はこれらの単一の建物をすることの中に溶けてしまった。あなたはそのようなエリートの一部になりたいのか？しかしあなたは選択してますか？だから中国は実に驚異的であるが、私達の役割はそこでは・・・。私達は国家スタジアム（鳥籠と呼ばれているオリンピックスタジアムのこと）や、おそらく上海で重要な開発をするかもしれないが、私達が中国にもたらすものがなんであっても、私達はメッセージについて、コールハースやゲーリーとは違ってそれを作るであろうものについて考えなければならない。私達のコントロールの下で若い建築家達が作品を大事にするようなパブリックな空間を持つマスタープランを私達はすることができた。私は私達がものごとの触媒としてのそのような役割を果たすことができたと思う。
→コールハース/OMAの著書「S.M.L.XL」P.494～P.597「ビッグネス、あるいは大きいことの問題」あのゲルハルト・リヒターの絵画でしめくくられたマニフェスト参照。（井戸）
Rem Koolhaas（レム・コールハース）
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Frank O. Gehry（フランク・オーエン・ゲーリー）
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=&ie=Shift_JIS&q=Frank+O.+Gehry&btnG=%83C%83%81%81%5B%83W%8C%9F%8D%F5
問われたモデル
Herzog：少し前、ヴェネチアで、私はミュージアムの未来とアートのための建築のパネラーとしてリベスキンドや他の面々と参加して、私は全体としての状況にむかむかするほどの嫌気がするのがわかった、それは偽善的な雰囲気で、リベスキンドはその状況を次のように言った。「私はミュージアムの未来なんか知らない。なぜなら私は未来にアーティストがどのように作品をつくるか知らないからだ。」と、特に彼（リベスキンド）の場合やゲーリーの場合においてはそれは何かばかげた（滑稽な）もので、彼らの建築は彼らのミュージアムの中で進行しているアート作品に本当に依存していない。そこでの私の論点は、それは新聞によって不当に報告されたものであるが、知的な論争において政治的に正しくなろうとする代わりに、人々は彼ら自身のポジション（立ち位置）においてより明確になるべきであるということである。
→確かにヘルツォーグやリベスキンドの言うとおり、政治的に正しい言葉が氾濫していてウンザリすることがある。（井戸）
Daniel Libeskind（ダニエル・リベスキンド）
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P.349
Herzog：もし未来のためではない一つのモデルがあるのなら、それはグッゲンハイムのもの（ミュージアム）であり、それを世界的な会社（おそらくグッゲンハイム美術館のこと）による世界的な活動の皮肉なデモンストレーション（実証）として言及するものはいないと私は弁護する。私はビルバオを例として取り上げている、なぜなら私はそこに最近行ったばかりで、たとえもしゲーリーの建物が彼の最良なものであると私が信じていたとしても、私はそれがひどくつまらないものであるとわかった、なぜならそこでアートが展示されているその方法によってである。そこでは、空間の空っぽであること（空虚性）はそのアートをその文化や人々や都市の伝統と無関係にされている。それはどこかからきて、しばらく留まって、ある役割を果たし、それから取り除かれるオブジェクトである。
グッゲンハイム美術館
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%83%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%A0%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8
ビルバオ・グッゲンハイム美術館
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%83%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%A0%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8
