Art and Architecture
A Symposium Hosted by The Chinati Foundation,Marfa,Texas,on April 25 and 26,1998
Chinati Foundation
With Lectures By
James Ackerman,Michel Benedict,Frank Gehry,Jacques Herzog,Roni Horn,Robert Irwin,Claes Oldenburg and Coosje van Bruggen
Modereator
William F.Stern
The Chinati Foundation(チナティー・ファウンデーション)
http://www.chinati.org/visit/openhouse.php
チナティーでのシンポジウム
http://www.chinati.org/information/symposiums.php
Herzog & de Meuron(ヘルツォーグ・アンド・ド・ムロン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&q=Herzog+%26+de+Meuron&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
You Tube(Herzog & de Meuron)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Herzog+%26+de+Meuron&search=%3F%3F
P.38
Jacques Herzog:別のプロジェクトはベルリンの近くの、エバースヴァルデのキャンパスにある。私達は二つの建物を建てるよう委託された。私達はそれらがエバースヴァルデの古い町に残っている数少ないものの内の一つであったスクエアー(四角い広場)を完成するだろう為にこれらの二つの建物を付け加えることを提案した。私達は新しいシェイプ(形)を全体として見付ける為でなく、ある新しい都市のタイプ(類型)を発明する為に、口の中の失われた歯の様にこれらのものを付け加えることを決めた。
これは今建築中で、現存する図書館に付け加えられているセミナーの建物と図書館である。現存の建物はその場所の典型的なスタイル(様式)である、つまりそれは本当に良くないが、それは幾らかの特質と雰囲気を持っている。私達は異なっているがしかし同時に古い建物のその特質を映し出す構造を持つ何かをしたかった。これが現存する図書館とそのコリドール(廊下、回廊)と繋がれた新しい部分である。それは、とても、とても、シンプルな矩形の箱であり、3つの床があり、殆ど本の積み重ねの様だ。その図書館を、循環(貸し出し)・インフォーマル(非形式的)でプログラム化されていない空間の為のあるより高尚な空間あるいはよりパブリックな空間を意味しているだろう内部空間の空間的に面白いものに変える可能性はなかった。それは私達が受け入れなければならない制限だった、だから私達はこの制限を急進的にし(根本的に改革し)それを本の倉庫を伴った一種の積み重ねへ変えた。本の間で読む人や学生達は小さな窓と頂部のガラスの帯や、少し私達がゲーツ・ギャラリーでしたことの様な構造を伴ったそれらの空間を見付ける。本当に最初から私達は、その箱を全体的に覆うように、その建物を覆い尽くすピクチャー(写真、画像)を持つことに興味があった。その箱はとてもシンプルに形作られるだろうが、しかしそれが全体的に刺青を入れられているという事実はこの幾何学的に明白な、明白に形作られた建物のシンプルな読みを破壊する。
P.39
Jacques Herzog:私達が始めた時、私達は写真の画像をコンクリートの表面につける方法を見付けた。私達は最初にこの技術をフランスのスポーツ・センターに適用した。それはコンクリートを幾らかの範囲で乾くことを止める方法であり、それは私達にそれをとても注意深く洗い流すことを許すことによって、如何なるタイプ(種類)の写真も現われるだろうものだ。これは私達に写真の紙の様にコンクリートの石の表面を使うことを許した。コンクリートのナチュラル(自然、本質的)な肌理と写真の肌理はとても面白い方法でお互い干渉している、つまりさらにずっと遠くからはピクチャー(画像)はまさに写真の様に現われるが、あなたがより近くに来るとそれは石であり殆ど完全にあせたピクチャー(画像)であることが分かる。だから、それはポップ・アートのポスターの様でなく、その可視的な形跡はいつも変化している。私達がこの技術を発見するやいなや、私達はこれが、写真を扱う新しい方法にとても開かれている、トーマス・ルフの様なアーティストにとって興味深く成り得ると知った、だから私達は彼にエバースヴァルデのプロジェクトで私達と協働するように頼んだ。
P.40
Jacques Herzog:トーマスは彼のアーカイブ・シリーズとして知られているイメージのコレクションを持っている。それらは何らかの理由で彼の注意を惹き付けたイメージである、つまり彼はそれらを雑誌や新聞で見付けそれらを集めそれらを後に彼の展覧会で使う。私達はこのコレクションはそれらからピクチャーをとるためのファンタスティックな(素晴らしい)資源を供給するだろうと考えた。トーマスはそのプロジェクトに取り組むことに同意し、彼は完全にファサードを覆う為に用いるイメージの提案を作った。
→「都市の中のある類型を探すために」というのは師のアルド・ロッシの影響だろう。Jacques Herzogはインタヴューの度に、建築に重要なことは「曖昧性、両義性」と言っているが、ここでも「単純な読みを破壊する」ということはそういうことだろう。またJacques Herzogはどこかのインタヴューで現象学に影響を受けたと言っていたと思うが、メルロー=ポンティの「曖昧性、両義性」の影響はどうなんだろう?(井戸)
Thomas Ruff(トーマス・ルフ)
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=&client=firefox-a&channel=s&rls=org.mozilla%3Aja-JP-mac%3Aofficial&hs=keq&q=Thomas+Ruff&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2
Aldo Rossi(アルド・ロッシ)
http://images.google.co.jp/images?client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&channel=s&hl=ja&q=Aldo%20Rossi&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi
Maurice Merleau-Ponty(モーリス・メルロー=ポンティ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%BC%EF%BC%9D%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3