Gordon Matta-clark
Works and Collected Writings
Gloria Moure
Ediciones Poligrafa

(Gordon Matta-Clark Eddted By Corinne Diserens Survey By Thomas Crow Essays By Judith Russi Kirshner And Christian Kravagna Phaidon)

Gordon Matta-Clark(ゴードン・マッタ・クラーク)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&q=Gordon+Matta-Clark&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
http://en.wikipedia.org/wiki/Gordon_Matta-Clark
YouTube(Gordon Matta-Clark)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Gordon+Matta-Clark&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.59(P.183)
Donald Wall:これを考慮すると、ギャラリーシステムの中での職業的アーティストの機能としてのあなたの生活(人生)はどうですか?特にあなたの作品がスペシフィックな(特定の)サイト(場所)を扱う故に?

Gordon Matta-clark:ギャラリー空間や展示の慣習の全体としての問いは、私にとって深いジレンマ(難題)である。私は空っぽのホールが人々に見させるあるいは高層建築のシティープラザが活気のない環境を生み出す状態(方法、過程)と同様に、殆どのアートがギャラリーの中で見られる必要がある状態(方法、過程)が好きではない。そして私の作品はいつもスタジオ-ギャラリーのコンテキスト(文脈)の外部の空間と関係することをいつも強調するが、私はギャラリー空間のディスプレイの上にオブジェクト(もの、客体)と文書を置いた。あまりにもしばしば展示状態の為に支払われる代価がある。つまり私の作品は大方のよりもより多く支払う、なぜならインスタレーションのマテリアルは、そこにはないものへの参照(言及、表示)を混乱させる(曖昧にさせる)ことを作ることで終わるからだ。しかし私にとって、ディスプレイ(展示)の外部にあったものはますます本質的な経験となった。

Donald Wall:いつかはハンフリー・ハウスの残留物は、最終的にハーシュホーン(美術館)の彫刻の庭にあるだろう。

Gordon Matta-clark:いつもそのような危険がある。私はハーシュホーン(美術館)を一つのピース(一個の作品、断片)にすることに興味がある。

P.61(P.183)
Gordon Matta-clark:私が言いたいのは、もし美術館の誰かが本当に(心から)私の作品に興味があったならば、彼らは私にその建物を切り開かせるだろう。うまく行けば残りのピース(断片)を展示したいという欲望は時間が過ぎるにつれて減少するだろう。これは、その知性(心的状態、精神構造、ものの見方)が所有(所有物)に向けられている人々にとっては役に立つかもしれない。驚くべきことに、それは人々がアクロポリスから石を盗むようなものだ。もしそれらが素晴らしい石であっても、それらはアクロポリスにはない。

Donald Wall:あなたがある建物を選ぶ時に使う判断基準は何ですか?

Gordon Matta-clark:私が見つけることができる最良の建物だ。

Donald Wall:どんなセンス(意味、感覚)で最良だと?構造的に?構成的に?

Gordon Matta-clark:私はある種の歴史的で文化的なアイデンティティ(個性)を持っている典型的な構造を探す。しかし私が探しているその種のアイデンティティ(個性)は認識できる(見憶えのある)社会的フォーム(形態、形式)を持っていなければならない。私の関心の一つはNon.u.mentalをともなったここにあり、即ち、崇高なものや建築的構造やそれらの自慢する(うぬぼれた)クライアントに反対するだろう平凡さの表現である。パリでは、私は信じられないことにまさにそのような状況を見つけ幸運だった。その作品は2つの17世紀のタウンハウスに為された。典型的だが、殆ど擬人化された質を持つというポイントに対して、注目すべきアイデンティティ(個性)がある。

→マッター・クラークが「人々の所有に向けられた心的状態」に反発するところはマルクスの影響だろう。しかしマッター・クラークは、メルロー=ポンティがマルクスやヘーゲルを批判した「上空飛行的思考」(モダニズム的思考)ではなく、構造主義的でポスト構造主義的な態度で、観念的には「人々の所有に向けられた心的状態」に、リアルには建物に風穴を開ける。(井戸)

Karl Heinrich Marx(カール・ハインリヒ・マルクス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9
Georg Wilhelm Friedrich Hegel(ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%AB
Maurice Merleau-Ponty(モーリス・メルロー=ポンティ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%BC%EF%BC%9D%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3
Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%EF%BC%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9
Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%80
Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88
Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC
Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA
Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%83%AA