Deviations Designing Architecture: A Manual
Birkhauser

P.73
ダンサーの間のネガの(反転した)空間をスケッチすることは時間の中の空間的な関係性を理解する最初の段階である。ダンサーの空間は絶えず変化するから、学生達は時間を道具にする技術を発展させ静止した模型にしなければならない。

P.74
タイトなスケジュールが与えられ、作品をまとめあげることはその日の鍵となる要素だ。学生達はその期間内で取り組むことを学ばなければならないし、それに応じて作業を割り振らなければならない。

P.76
スタディー模型 1:200
型枠模型 1:200
シチュエイション(敷地)の石膏模型 1:200

P.77
スケッチ模型は最終の制作物を理解するのを助けてくれる。それらは石膏の型枠が建てられうるようなレベルまで洗練される。

P.78
課題2の様々な段階を通して「中間の」空間の性質と可能性は探究されうる。例えば石膏模型の型枠を保存することは後でポジの空間とネガの空間両方として読まれることを許す。同様に、石膏模型を課題1のフィールドに差し込むことは隙間の(裂け目の)空間を演出する別の機会を生み出す。

P.80
ダンサーの中間の空間をスケッチすることによって、フォーム(形態)が頭と脚の動きの間のバランスと関係性を扱っていることを研究された。コンピューターのモデルや鉛筆のドローイングや写真を使いながら、ハイブリッドなイラストレーションは、その日を通して作品(取り組み)の様々な段階をデモンストレーションするために作り出された。

P.83
課題1のユニットのレイアウトの中に石膏模型を示しながら、学生達はポジとネガの空間の間の空間的な関係性を明確に理解する様求められる。彼らは課題1の紙の平面に関して石膏模型の位置について断面での決定をもしなければならない。

P.84
オブジェクト(もの、客体)の中間のネガの空間は続く段階の中でさらに研究されるものになるだろう。

P.86
ダイナミックな(動的な)空間のコンフィグレーション(配置、地形、形態)をスタティックな(静的な)フォーム(形態)へと翻訳することは課題の最も難しい側面の一つである。このプロジェクトの中で、時間の中で二つの瞬間が定義され、それの一つがグラウンド(地面)の上に持ち上げられる時である。

P.91
ネガの中間の空間を石膏模型のポジの空間へと変換させることに沿って、課題1のフィールドの中への石膏のフォーム(形態)の設置はクリティカルな(批評的な、決定的な)動きである。対話は前の段階のどちらの意図も失うことなしに生み出される。

Bruce Nauman(ブルース・ナウマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&q=Bruce+Nauman&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
Rachel Whiteread(レイチェル・ホワイトリード)
http://images.google.co.jp/images?svnum=10&um=1&hl=ja&lr=&inlang=ja&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&q=Rachel+Whiteread&btnG=%83C%83%81%81%5B%83W%8C%9F%8D%F5
Kazimir Malevich(カジミール・マレーヴィチ)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&oe=Shift_JIS&q=Kazimir+Malevich&lr=&um=1&sa=N&tab=wi