Deviations Designing Architecture: A Manual
Birkhauser

P.175
衛生の規範はこのプロジェクトの中で問われた。幾つかのプログラム化された空間を見ると、衛生の異なったレベルが定義され組織化された。現われたものは家庭の領域の再区分であった。

P.176
断面
スペシフィックな(特定の)ゾーンでは、外被は内部に折り畳まれいわゆる「引っ込みべそ」と呼ばれるものを生み出す。「出べそ」は取り囲む環境やそのヴォリュームの内部の空間的シーケンス(連続)からの影響の結果である。結果は3つの異なった空間の質、「引っ込みべそ」と「出べそ」とこれらの間の空間である。「引っ込みべそ」と「出べそ」はそのプロジェクトのフォーム(形態、形式)を定義する。

P.177
様々な傾斜
60% 階段
46.66% 緑の屋根
17% 歩行者
15% 車
6% 車椅子
3% 雨樋
階段からスロープまで、傾斜した空間は異なった使用者の要求の為に標準化された。これらの角度は如何にそのような空間やサーフェス(表面)が再生されうるかへの研究への出発点だった。この研究を通して、そのプロジェクトはその様な標準を適用することの新しいカテゴリーと方法を発明した。

P.178

Dan Graham(ダン・グレアム)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&q=Dan+Graham&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi

P.179
家庭の空間での鏡の役割への調査研究はそれらのフィジカル(自然的、物質的、身体的)で心理学的な側面への熟考を導いた。これらは順にそのプロジェクトの内部の組成への新しい道具になった。フィジカル(自然的、物質的、身体的)で心理学的な熟考の異なったレベルに従って、居住に適する空間の新しいゾーンが現われた。

P.181
スイスでは、基礎は建築の計画の中で重要な役割を担う。各々の家は家族全員が収容できるそれ自身の核シェルターを持っている。このシェルターはその建物の中か近隣のどこかに買われた使用できる空間の中に直に設置された。このプロジェクトはその現象をデザイン(設計)戦略へと変換した。基礎の中にまさに小さなシェルターを建設するよりも、家全体の大部分は核シェルターの標準に合わせて建てられた。危機の発生において、およそ80人の人々が家の中にシェルターを見つけることができる。そのような避難場所を探している人は、この様に家のコストが助成金に助けられながら、空間を確保するために僅かな料金を支払わなければならない。