Taking Place
The Works of Michael Elmgreen & Ingar Dragset
Hatje Cantz

Michael Elmgreen & Ingar Dragset(マイケル・エルムグリーン&インガー・ドラッグセット)
http://images.google.co.jp/images?client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&channel=s&hl=ja&q=Michael%20Elmgreen%20%26%20Ingar%20Dragset&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi
http://www.klosterfelde.de/sites/artists/elm-drag/ar_f.html

Coco Fusco(←インタヴュアー)
http://en.wikipedia.org/wiki/Coco_Fusco

P.44
Coco Fusco:二人組としてパフォーマンスすることは「カミングアウト(同性愛であることを公にすること)」の手段でしたか?あなた方は何とかしてあなた達のパフォーマンスの実践を通してゲイ(同性愛)の感覚(感性)を再定義(再評価)することを求めていましたか?

Michael Elmgreen:私は「カミングアウト」という言葉は使いたくはない。私達は、私達が出会った時に私達のゲイ(同性愛)のアイデンティティーについて既に公にしていた。しかしながら、私達は実際ゲイ(同性愛)の感覚(感性)を再定義(再評価)しようと思っていた、特に私達のコラボレーションの始まりに。ゲイ(同性愛)の性的なアイデンティティーについての作品を作っているアーティスト達は、彼らのヘテロセクシュアル(異性愛)の男性の同僚達よりも、よりソフトコア(性描写がどぎつくない)、あるいはよりセンシティブ(感覚的、感性的)、あるいはよりフェミニン(女性的)なものとして不正確に(ぞんざいに)レッテルを貼られてきた。これらのカテゴリーは幾らかのアーティスト達の取り組み方法に関しては真実かもしれない。例えば、ゲイ(同性愛)の男性のアーティスト達の前の世代の間では、彼らの視覚的な表現の中にフェミニスト(女権拡張主義者)のヴォキャブラリー(用語)を適合させる傾向があったが、この「ゲイ(同性愛)の美」の初期の段階以後事態は変化した。

P.45
Michael Elmgreen:ホモセクシュアル(同性愛)のアイデンティティーは変わったし、だからそれについてのアートも変わった。ギルバート・アンド・ジョージあるいはフェリックス・ゴンザレス=トレスあるいはロバート・ゴーバーの様な古い世代は彼らが展示を始めた時、その当時のアートシーンの中で異なった種類の権力(権威)に直面していた。けれども一般的にホモ(同性愛)嫌悪あるいは性差別はアートシーンから消えてしまったわけではないが、それは幾らかの新しい表明(現れ)を持っていて、だから私達の問題は10年前のそれらとは違っている。

Coco Fusco:それでは、あなた方の問題(課題)は何だといいたいのですか?

Michael Elmgreen:十分にゲイ(同性愛)っぽくなく、あるいはあまりにもマッチョである(男っぽい)ために私達を非難(批評)してきた人々もいる。彼らは伝統的にマッチョな(男っぽい)労働としてみなされてきたものが重要な役割をするパフォーマンスや、私達のより大きな環境のインスタレーションを引き合いに出す。その人の男性的な側面に余地を残さないそのような限られた方法でゲイ(同性愛)のアイデンティティーを定義することの危険性がある。私にとって、まさにそれが悪い評判だったからといって、あなたのアートワークからあなたの男性的なものを排除するということは少し奇妙に思われる。

Gilbert and George(ギルバート・アンド・ジョージ)
http://www.google.co.jp/search?q=Gilbert+and+George&hl=ja&prmd=ivns&source=lnms&tbm=isch&ei=J6MCTsKzF4_asgbkqcDGDQ&sa=X&oi=mode_link&ct=mode&cd=2&ved=0CBkQ_AUoAQ&biw=1422&bih=890
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%26%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8
Felix Gonzalez-Torres(フェリックス・ゴンザレス=トレス)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&q=Felix+Gonzalez-Torres+&lr=&um=1&sa=N&tab=wi
Robert Gober(ロバート・ゴーバー)
http://www.google.co.jp/search?q=Robert+Gober&hl=ja&biw=1422&bih=890&prmd=ivnsl&source=lnms&tbm=isch&ei=YaQCTpfdEuTeiALLz5mEBQ&sa=X&oi=mode_link&ct=mode&cd=2&ved=0CA8Q_AUoAQ
Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88
Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC
Louis Althusser(ルイ・アルチュセール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%AB
Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%80