Donald Judd
Architecture
Hatje Cantz

Donald Judd(ドナルド・ジャッド)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Donald+Judd&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%89
美術家の言葉(ドナルド・ジャッド)
http://www.b-sou.com/palw-Judd.htm
You Tube(Donald Judd)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Donald+Judd&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
The Chinati Foundation(チナティー・ファウンデーション)
http://www.chinati.org/visit/openhouse.php

P.24
Donald Judd:私は、もし私が11歳の時にオマハでした水彩画を数えるなら、36年間アートを作り続けている。今までにアートはナチュラルな(自然な、当然の、本来の)行動である。多くの思考と感覚は仮定(想定)を忘れてしまった、後に私は思考と感覚の間の古い分類を熟考するだろう。赤とあるアイデア(考え)が先行していることを変えてしまうという多くの機会を思い出すことは不可能だ。私は作品の類型を打ち立てるすべての特別な分類を思い出すことができない。これらの分類を導くすべての一般的なアイデア(考え)を思い出すことは困難だ。それに大抵ナチュラルな(自然な、当然の、本来の)先入的愛好(偏愛)や、いくらかの理解や、いくらかの部分的な、いくらかの神秘的なものに基づいている。最初から存在していたものはないわけではないが、私は大抵それらの重要性を認識していなかった。新しい質、あなた自身、はより初期のアートの中にはなく、先ず最初に大抵アートの質は考慮されない。このナチュラルな(自然な、当然の、本来の)混乱(混同)は私には完全によく作用する、つまりそれはライフ(生命、生活、活気)であり、私はそれが好きだ。しかし、これがアートを作り出している間、コミュニケーション(意思伝達)それ自身のフォーム(形態、形式)、は言葉のコミュニケーション(意思伝達)を作り出さない。取り組む中で為される決断はアートに帰着するのであって、別個のアイデア(考え)に帰着するのではない。問題は解決され、解決は仮定(想定)にそっと置かれる。導くアイデア(考え)は存在するが、それらのアイデア(考え)はとても古くそしてナチュラルに(自然に、当然に、本来的に)なってしまいもする。同様にそれらは作品とそのプロセスから分離されないし、だから容易にはっきり述べられない。

P.25
Donald Judd:誰か他の人の作品の経験、それは私は後に話に出すだろうが、この同じようにナチュラルな(自然な、当然の、本来の)あるいはノーマルな(標準の、典型的な、通常の)状態に近い。その質は最初にそして直接的に理解され、それから多様な程度でいくらかの含意が理解される。いくつかのものはまったく理解されない。もしアートが古ければ、大抵は決して理解されないだろう。多くの独創的でない(派生的な)アーティスト達やその瞬間(時代)の建築家達は彼らがよみがえらせようとするフォーム(形態、形式)を彼らが理解し始めることができないということがわからない。観察者の知ることの経験は、もし制限されていれば(かろうじてであれば)、リアル(現実)であり、使用者の知ることの経験は、もしそれがすっかり生じれば、イリュージョンである。
それ故に私が考えていることあるいは他のアーティストが考えていることを議論するために、言葉のコミュニケーション(意思伝達)のアイデア(考え)を切り離し構築することは必要だ。事実、あなたがある哲学をより構築できればできるほどより良い。しかしこれは私の作品のために為すかなりの努力であり、誰か他の人の作品のために為すかなりの努力ですらある。私は決してこれをしてこなかった。かなり昔のジョン・チェンバレンの作品へのちょっとした論説は私がこの努力に至った一番近いものだ。そのような構築は、質に関しての判断といっしょに、アートの批評になるだろう。この現在の講義は私自身のためのすこし外に向けた哲学を提供する(準備する)ことの断片的な始まりである。

John Chamberlain(ジョン・チェンバレン)
http://images.google.co.jp/images?client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&channel=s&hl=ja&q=John%20Chamberlain&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi