Constant’s New Babylon
The Hyper-Architecture of Desire
Mark Wigley
010 Publishers
Constant Nieuwenhuys(コンスタン・ニウヴェンホイス)
http://images.google.co.jp/images?svnum=10&um=1&hl=ja&lr=&inlang=ja&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&q=Constant+Nieuwenhuys&btnG=%83C%83%81%81%5B%83W%8C%9F%8D%F5
http://en.wikipedia.org/wiki/Constant_Nieuwenhuys
New Babylon(ニュー・バビロン)
http://www.digischool.nl/ckv1/studiew/destad/constant/babylon.htm
http://fr.wikipedia.org/wiki/New_Babylon
P.73
(ニュー・バビロン)以前
P.74
空間的な色主義
[オリジナルはオランダ語で「Spatiaal colorisme」アルド・ファン・アイクによるテキストと共に出版され、エディション50の3つのシルクスクリーンを添えられて、1952年のアムステルダムのStedelijk MuseumでのVooreen Spatiaal Colorisme展の機会に出版された。Robyn de Jong-Dalzielによって翻訳(英訳)された。]
Constant Nieuwenhuys:形態がそのコンテント(内容、意義)が認知できないようにする程度まで装飾の下にしばしば埋められていた19世紀の「建物」に対する反抗の中で、近代建築家は第一に空間的な形態に集中し、色を二次的なものとみなし、形態よりも下位のものとすることに終始した。
建築家は「純粋な」空間的形態の基本的な要素としてのサイズ(寸法)、プロポーション(比例)、構造を見る。空間が色のないものとして考えられた建築デザインを支持するものは主にこれらの要素である。
→ジャッドの「色の探究が始まったばかりだ」という言葉を思い出す。(井戸)
Constant Nieuwenhuys:主として形態に基礎を置くデザインの実行はコンフリクト(闘争、葛藤、衝突)を伴って始まる。つまり、アイデア(考え)とマター(物質)の間のコンフリクト、形態と色の間のコンフリクトである。
建築家は色を消極的なものにしたままにしておく傾向がある。つまり建築家は沢山の色を最小にし強烈な色を避ける。しかし色は避けられないほどに、マテリアルや仕上や家具によって持ち込まれる。
この色は、後の方の段階で付け加えられ、デザインが関係している限りにおいては偶然要素であり、空間的な立体感(可塑性)に現実的にまったく貢献しない。
結果として、色の莫大な空間を創造する可能性は偶然の問題に縮小され、この理由で空間的な効果それ自身はいつも不十分である。
色を除去する(無視する)こと、それはまさに建築的形態と同じくらい重要な空間の決定子であり、形態と色の調和を排除する。
現実的な空間の概念は、色の中の空間の概念だ。
色の空間的な使用は装飾的なあるいは「機能的な」目的の為の色の使用とは何の関係もないことは言うまでもない。
不完全なサイズ(寸法)あるいは形態を視覚的なイリュージョン(錯覚)で修正する手段としての色の使用もまた、色の形成力のある(可塑性の)使用として見なされえない、なぜならこの場合、形態は相変わらず色に関して消極的であるからだ。それにもかかわらず、矯正策としての色の使用はその3次元的質の内在する認識を運ぶ。
空間的な形態と空間的な色は、もしそれらが同時にお互いに関係して発展したならば、分解できない調和を唯一形作ることができる。
平らな表面への絵画の為に保持するものは、また色の空間的な概念も保持する。つまり
色は形態の色に他ならず、形態は色の形態に他ならない。
だから空間的な色の概念は、建築的空間的効果の創造においての色の使用以上のものを必然的に伴う。形態と色の絶対的な統一性、他の言葉で言えば、色の純粋な形成力のある(可塑的な)使用は、建築家を絵画の領域へと連れて行く。
しかしながら結果は、抽象化された形態的要素よりも形態と色が一つの視覚的現実に基づく建築であり、そして色が個人的な表現の為に使われるのではなく即座の形成力のある(可塑的な)効果の為に体系的に使われる絵画である。
Constant Nieuwenhuys:空間的色主義はそれ故に、それ自身の独立した法を伴い、建築と絵画両方のそれよりもはるかにまさる可能性を伴った全体的な新しい形成力のある(可塑的な)アートである。空間的色主義は物質的な形態に対する概略的形態を高め、この理由の為に全体的な人間の定住の最も広い感覚において人間の空間の創造における絶対必要な表現の要因である。
→大概の建築家による建築はシンプルという今流行の装飾を施される。それは内容がなくても容易にある雰囲気や質をまとうように見えるからであり、安易な逃げ道でもある。コールハースはミニマルとは過剰な装飾主義であると言う。(井戸)
Aldo van Eyck(アルド・ファン・アイク)
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Donald Judd(ドナルド・ジャッド)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Donald+Judd&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%89
美術家の言葉(ドナルド・ジャッド)
http://www.b-sou.com/palw-Judd.htm
Rem Koolhaas(レム・コールハース)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&q=Rem+Koolhaas&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
You Tube(Rem Koolhaas)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Rem+Koolhaas&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2