Anish Kapoor
Past Present Future
Institute Of Contemporary Art / Boston
MIT Press

Anish Kapoor(アニッシュ・カプーア)
http://images.google.co.jp/images?client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&channel=s&hl=ja&q=Anish%20Kapoor&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi
http://en.wikipedia.org/wiki/Anish_Kapoor
YouYube(Anish Kapoor)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Anish+Kapoor&search_type=&aq=f

P.38
Anish Kapoor:抽象芸術はレファランス(参照、指示、表示)を寄せつけないためにとても激しく働くか、あるいはその反対で、それ自身にレファランス(参照、指示、表示)を蓄積するためにとても激しく働く。私は意味のレイヤーに興味がある。Haus der Kunstでの赤い塊りはすべての種類のレファランス(参照、指示、表示)を背負い込む(帯びている)。地質学や、身体と血や、幾らか深く肝の底で感じる現実のセンス(感覚、意味)がある。その建物はこのことをだまくらかしている。この作品の中で建築はまさに自己(自我)の鏡ではなくなり、むしろそれは幾らかよりますます深遠な心理学的な方法の中に幾らか自己(自我)の性質がある。真直ぐな身振りは隠喩的なパラレル(平行、相似、対比)の全体的な(完全な)ホスト(案内人、宿主、群、多数)を発生させる。これらのレイヤーの幾つかが基本的な提案の上に蓄積することができることをとても注意深く望みながら、人はあるフィクション(作り話、虚構)を提起しなければならない。

Nichalas Baume:そしてそのプロセスは、その役に立つフィクション(作り話、虚構)とともに、あなたにとってとても実り豊かなものだった。

Anish Kapoor:あなたが私の作品に関して自己生成されたもののアイデア(考え)を質問する時、私は宗教的な面、起源の神話について話さざるをえない。ゴーギャンが提出したように、「私達は何処からきたのか?私達は何なのか?私達は何処へ向かっているのか?」

Paul Gauguin(ポール・ゴーギャン)
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1B7GGLL_jaJP393JP393&q=Paul%20Gauguin&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi

P.39
Nichalas Baume:あなたの彫刻はフォーマル(形態的、形式的)に洗練され、完全に表現され仕上げられたフォーム(形態、形式)によってしばしば特徴付けられる。それらはそれらのまわりの如何なるものからもとてもはっきりと識別されることによって作用している。「Cloud Gate(雲のゲート)」は建てられたフォーム(形態)と自然のフォーム(形態)両方によって取り囲まれているが、それにもかかわらず、それがまた映し出し変形させるそのまわりのすべてのものからそれだけ完全に異なっているから、それは特別である。それは殆どマジカル(不思議)に見える。

Cloud Gate(雲のゲート)
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Anish Kapoor:私はいつもマジカル(不思議)なものに興味を持ってきた。私がスタジオの中で何かに取り組んでいる時、もしそれが十分に作用すれば如何にそれが素晴らしいかと私自身が知りたがっているのを私はしばしば気付く。私が意味しているのは、それがフォーマル(形態的、形式的)に作用しているかどうかではなく、つまりそれは比較的真直ぐである、むしろそれがあのノンフィジカル(非自然、非物質、非物理、非身体)で非オブジェクト(もの、客体、客観)と関係した特徴から十分に発生するかどうかである。逆の見方は、それが作用しているどんなものでもとても活発になる時である。それはディズニーランドから本当にミステリアス(神秘的)な何かまでの小旅行である。本当にミステリアス(神秘的)なものは、進んでいる(続いている、近づきつつある)何か他のものがあるということを含意している、つまりそれは意味の問題である。

→フィクション(作り話、虚構)を提起し、幾つもの意味や感覚のレイヤーを発生させるのは、デリダやバルトの影響だろう。(井戸)

Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB
Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%EF%BC%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9
Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%80
Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88
Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7
Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA
Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%83%AA
Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC