Robert Smithson:The Collected Writings
Edited by Jack Flam
University of California Press

Robert Smithson(ロバート・スミッソン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&q=Robert+Smithson&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
美術家の言葉(ロバート・スミッソン)
http://www.b-sou.com/palw-Smithson.htm
Michael Heizer(マイケル・ハイザー)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&oe=Shift_JIS&q=Michael+Heizer&lr=&um=1&sa=N&tab=wi>
Dennis Oppenheim(デニス・オッペンハイム)
http://images.google.co.jp/images?svnum=10&um=1&hl=ja&lr=&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&q=Dennis+Oppenheim&btnG=%83C%83%81%81%5B%83W%8C%9F%8D%F5

P.244
RS:デニスがしていることは世界の一部分からサイトをとり、それについてのデータを別のサイトに転写することと私は考えていて、私はそれをディスロケーション(転位)と呼んでいる。これは情報の変換に関係したまさにスペシフィックな行動であって、口先だけの表現上のジェスチャーでは全然ない。彼は地球上のサイトを地図に変換する感覚の中にいる。デニスと私が違うところは、私は外部と内部のシチュエーションを対立する2つの外部のシチュエーションとして扱っているところである。

LB:なぜまだギャラリーで展示する必要性をみているのですか?

RS:私はギャラリーが提示する人為的な制限が好きだ。私は私のアートが二つの領域に存在していると言えるだろう。つまり、ただ訪れることができそこに置かれたオブジェクトが存在しない私の屋外のサイトとオブジェクトがまさに存在する屋内に。

LB:それはむしろある人為的な二分法ではないのか?

RS:そうだ。なぜなら私はアートは制限と関係していると考えていて、私はアートをつくることに興味があるからだ。あなたはもし好むならこれを伝統的だと呼べばいい。しかし、私は純粋に屋外の作品について考えてきた。私の初めての大地へのプロポーザルは微粉状にされたマテリアルのスキンのためのものであった。しかしそれから私は屋内と屋外の弁証法に興味を持った。私はあなたが部屋の中にいるよりも荒野にいるほうが芸術的に自由であるとは考えていない。

P.245
LB:マイク(マイケル・ハイザー)、それには賛成なの?

MH:私はあなたはたくさんの制限を屋外のシチュエーションの中でかかえていると考える。

LB:しかし、私はあなたがギャラリーの4つの壁を同等と見なし得るとは思えない。ネバダの泥地について言ってみて。ギャラリー内でのより空間的な制限はなかったの?

MH:私はギャラリーと泥地との間の類似を特に追求したいわけではない。私はアートにおける唯一の重要な制限はアーティスト自身によって負わされ受け入れられたものえあると考える。

LB:それじゃあ、なぜあなたは屋外で作品をつくることを選ぶの?

MH:それは私がマッス(塊り、かさ、大量)を転置する(置き換える)ことができる唯一のスペースだから私は屋外で作品をつくる。私はスケール(規模)が好きだ。それは確かにギャラリー内で作品をつくることと屋外で作品をつくることの間の一つの違いである。私は如何なる自然の現象ともサイズにおいて競争しようとしない。なぜならそれは技術的に不可能だからだ。

LB:イヴ・クラインが世界にサインしたとき、あなたはそれは制限を乗り越える方法だと言いましたよね?

RS:いいや。なぜならそこでは彼はまだ世界の制限をかかえていた・・・。

Yves Klein(イヴ・クライン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=UTF-8&oe=Shift_JIS&q=Yves+Klein&lr=&um=1&sa=N&tab=wi
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3
美術家の言葉(イヴ・クライン)
http://www.b-sou.com/palw-Klein.htm