The World of Madelon Vriesendorp: Paintings/Postcards/Objects/Games
Architectural Association

Madelon Vriesendorp(マデロン・ヴリーゼンドープ)
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http://en.wikipedia.org/wiki/Madelon_Vriesendorp

P.30
Beatriz Colomina:それはあなたが彼について好きだったことですか?

Madelon Vriesendorp:はい、私は、普通男の子に対しているときの様に、私が話していることを注意する必要がなかった。彼の心はそこいら中にあったから、レムは直ぐに私を惹き付けた。彼はすべてのことに興味があった。私達は沢山笑った。しかし家族全員は私達だけお互いに話していたのに怒っていた。

Beatriz Colomina:あなたは他の誰とも話さなかったのか?

P.31
Madelon Vriesendorp:はい、私達は完全に夢中だった。私が彼に話したとき、私はアムステルダムのアート・スクールで勉強しようとしていて、彼は言った、「わかった、もしあなたが来年来るのであれば、私に電話ください。」だから私達は再会するのを決めた。

Beatriz Colomina:あなたはレムがAA(AAスクール)に参加したと同時にロンドンに来たのですか?

Madelon Vriesendorp:彼は1968年に来ていたし、私は1年後に到着していた。私はもっと早く来たかったが、私は義理の兄(弟)と私の姉(妹)を助けながら、働いていた。私達は教会の古いフレスコ画の修復をしていた。だから私は石膏の欠片をこそげながら巨大な天使を見つけた。それは本当に驚いた。しかしそれから、ある日私達が教会に車で行く時、私達はひどい交通事故にあった。私達は安全ガラスのついていなかったこれらの時代遅れの車の一つの中にいた。全体が爆発し、私の顔全面が強打された。

Beatriz Colomina:本当に?私には全然見えない。

Madelon Vriesendorp:私の顔は傷跡でいっぱいです。

Beatriz Colomina:しかし、私は話すことができない。とてもよく治療されたに違いない。

Madelon Vriesendorp:いいえ、誰も何も治療していない。私は安全ピンで自分自身でガラスを全部取り除いた。私の歯は全部私の口の真ん中にあって、歯医者はそれらを再び戻さなければならなかった。私は長い間歯列矯正器をしなければならなかった。

Beatriz Colomina:とても醜い。

Madelon Vriesendorp:そう、とても醜い。それはよくない、あなたはそのような予想外のショックにある。これらの人々みんな顔を見せ言う、「ああ、かわいそうに」。

Beatriz Colomina:そしてあなたは彼らの為に気分を害する。

Madelon Vriesendorp:はい、あなたは自分をかわいそうだと思わない。それは人々が事故によって切り離された腕を持ち、それをまさに急いで病院へ持って行くことができるからだ。

P.32
Madelon Vriesendorp:彼らはショック状態である。あなたは、数日間ショック状態のままでいられる。私が回復した時のみ、私は自分をかわいそうだと感じ始められる。私は私の目を見た時そのようなショックを受けた、なぜならそれらは鮮やかな赤だったからだ。

Beatriz Colomina:あなたが回復するまでどのくらいかかりましたか?

Madelon Vriesendorp:長い間、おそらく4ヶ月から5ヶ月だろう。私は退院後最初の数週間レムの両親とともに過ごした。レムの母は私にスープを作ってくれた。

Beatriz Colomina:レムの両親と近づけたと感じましたか?

Madelon Vriesendorp:特に彼の母とは。彼の母は本当に素敵だった。

→P.74~ポストカードの考古学というのがあるが、マデロン・ヴリーゼンドープとレム・コールハースのポストカートのコレクションは、ヴリーゼンドープにとってはペインティングのモチーフになり、コールハースにとっては「錯乱のニューヨーク(1978年)」の資料となっていく。勿論、「錯乱のニューヨーク」はフーコーの「知の考古学(1975年)」が下敷きにあるし、1972年に出版されベストセラーになったドゥルーズ=ガタリの「アンチ・オイディプス」の影響も顕著だ。エル・クロッキーのインタヴューで答えている、5年間の図書館通い、文献研究、ポストカード収集と分析の中にはこれらの本も含まれていたのだろう。そして、建築の手法にはデリダの脱構築的操作子(ルールの過剰作動、反転等)も使われていく。(井戸)

Rem Koolhaas(レム・コールハース)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&q=Rem+Koolhaas&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA
Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%83%AA
Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC
Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%80