Yona Friedman
Pro Domo
Actar

Yona Friedman(ヨナ・フリードマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&q=Yona+Friedman&lr=&um=1&sa=N&tab=wi
You Tube(Yona Friedman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Yona+Friedman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.116
理論的なモデル上で
2+2、3+1、1+3、5-1は同じプロセスではない。
足し算は無限大を導くことができない。
プロセスは年代順のシークエンス(連続)として記述されることができる。
「複雑にされたオーダー(秩序)」は直線的なシーケンス(連続)として読まれることができる。
読むことは(トポロジー的に)直線的である。
DVDには複雑な宇宙(世界)、つまり空間と時間両方の直線的な描写が入っている。
犬は世界のぼんやりとした全体論的なイメージを見ている。
人間は分析的に世界を、つまり明確な物事の蓄積を見る。

P.124
「空間的な都市」の床の分布模型。
「空間的な都市」の「ミルフィーユ」のドローイング。ドローイングはトレーシングペーパーの上のコラージュによって作られた。各々のシートは、各階であり、1階も含まれている。実際のイメージはすべてのコラージュの重ね合わせの結果である。本質的に、この技術は私が大きな模型のために使用したひとつの変形である。

P.125
「空間的な都市」、ボブール(フランスのパリ市4区の街路名、ポンピドゥーセンターがある)・センターのための模型(1970年)
模型(1960年)

P.128
方法

P.129
フラットライター:コンピューターによる選択
1971年12月、雑誌「プログレッシブ・アーキテクチャー」3号にて初出。

→タイプライターをもじって平面図をタイプするタイプライターを言っている。(井戸)

P.136
あなたはある特別なキーボードを使って書かなければならない。
そのキーは部屋の形を表わしている。
それらの向きは特別のキーで回転させられうる。
これらのキーでタイプされた(キーボードで打ち込まれた)「ワード(単語)」は一続きの部屋を示す。
「テキスト(文)」は一揃いの「ワード(単語)」、つまりあなたのフロアー・プラン(平面図)とあなたの隣人のもの(フロアー・プラン)である。
その「ワード(単語)」はある「グリッド」の上にタイプされる(キーボードで打ち込まれる)。
この「グリッド」は平面が据えられている「インフラストラクチャー」を表わす。
明らかにあなたのフラット(平面)はドアや窓や設備(風呂、キッチン、トイレ等々)で詳細に描かれるはずだ。
そしてあなたはそのプラン(平面図)を回転させながら最終的な方向を決めなければならない。
その「テキスト(文)」はいくつかの「ページ(頁)」に属しうる、つまり各々の「ページ(頁)」は異なった階のプラン(平面図)である。
多くの人々によってタイプされた(キーボードで打ち込まれた)「テキスト(文)」は近隣のプラン(平面図)を作り出す。
都市はある集められた「テキスト(文)」だ。
そこで住みたいと思う人々によって「タイプされる(キーボードで打ち込まれる)」。
フラットライターでタイプされた(キーボードで打ち込まれた)「テキスト(文)」は完全な都市計画でないがむしろある「望んでいるリスト」、つまりあなたの町をあなたが好きな様にする方向へ向かう最初のステップである。

P.139
ISEA 2000
ISEA 2000の会議の機会に、パリのレアール広場でのレクチャー
最も重要なマシーン(機械)であり、おそらく発明された最初のものはドアである。
ル・コルビジュエの「住むための機械」は十分にデザイン(計画)されたドアの配置からなる。
最も精巧なコンピューターはドアの連続で作られている。
「機械の中の住まい」、家、はその中で生活する人々によって使われることに関するかぎりで考えられている。

Le Corbusier(ル・コルビジュエ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%A5%E3%82%B8%E3%82%A8
http://images.google.co.jp/images?client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&channel=s&hl=ja&q=Le%20Corbusier&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi

P.140
家の「プラン(平面図)」は前から考えられた(先入観を持たれた)使用パターンについて(誰かによる?)前から考えられた(先入観を持たれた)アイデア(考え)に従う。
これらの前から考えられた(先入観を持たれた)アイデア(考え)は実践のもの以外の何か他の方法では正当化されえない。実際の使用者による有効な(実際の)使用パターンは異なっているかもしれない。
現実の使用者は彼ら自身の家を彼ら自身の現実のライフスタイルに適合させようとする。彼らは徐々に家を変形させながらそれをする。
これが私が「建築的プロセス」と呼ぶものである。そのプロセスには3段階ある。
最初の段階は、家を実体化する(形態を与える)ことに奉仕するだろう「プラン(平面図)」の概念である。
2番目の段階は、使用者が家を彼らの個性に適合させることである。

P.141
3番目の段階は、職人が家を使用者の望みに合わせて変形させることである。