ノマルへ、中西信洋展のオープニングに行く。
今回の作品はドローイングだった。中西さんにお話を伺うことができた。始めに手の動きと表れてくるイメージ(モコモコとしたもの)から始まって、その色鉛筆の線がとじることなく、毛糸がホツレテいるかのようになっていて、ドローイングに表れるイメージが中身が詰まっていないようなスポンジのような感覚で、これは以前の立方体を蟻が巣を作るようにくりぬかれた彫刻的な作品でも同じだが、いわゆる一般的な彫刻家が持つ密な物質性ではない感覚である。
僕は、個人的な趣味として以前のスライド(マウントされたポジフィルム)を重ねて浮かび上がる層状の立体イメージが面白いLayer Drawingが好きなんだけれど、当り前の話なんだけど、作家さんが持っている根本的な感覚はやはり同じようなものを感じる。
ノマル
http://www2.nomart.co.jp/news/index.html
中西信洋
http://images.google.co.jp/images?svnum=10&hl=ja&inlang=ja&lr=&ie=Shift_JIS&q=%92%86%90%BC%90M%97m&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5
http://www.inax.co.jp/Culture/2005_03/2_03nakanishi.html