Robert Smithson:The Collected Writings
Edited by Jack Flam
University of California Press
Robert Smithson(ロバート・スミッソン)
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美術家の言葉(ロバート・スミッソン)
http://www.b-sou.com/palw-Smithson.htm
YouTube(Robert Smithson)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Robert+Smithson&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
Michael Heizer(マイケル・ハイザー)
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Dennis Oppenheim(デニス・オッペンハイム)
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P.249
RS:私はモノ湖についていくつかの事実をあなたに与えることができる。実際、私はマイケル・ハイザーと一緒にそれについての映画を作った。それはカオス(混沌)の状態であり、それはいくらかの人々以上の人々に見せたくないものの一つだ。しかしモノ湖それ自身は魅惑的だ。地質学者達はシエラ(山岳地方)の5つの氷河期の証拠を見つけた。最初のものは約50万年前に始まり、最後のものは1万5千年前には終わっていなかった。氷河はランドスケープの上に顕著な跡を残し、それらは、切り立った絶壁をともなったU字形の谷へとそれらを広げ深くしながら、大渓谷を掘り開き、平野に進められた。それらはモレーン(氷成堆積物)と呼ばれる石の破片の高い平行の隆起(尾根、山脈)を築き上げた。その様なすべての種類のものがある。モノ湖のクレーターは火山円錐丘のチェーン(脈、帯、系)である。それらのほとんどはラッセル湖が蒸発した後に形成された。それが何故私がそれが好きかということだ、なぜならある意味(感覚)で全体のサイト(敷地)は蒸発する傾向があるからだ。
P.250
RS:あなたがそれをより近くに得ようと思えば思うほど、そしてあなたがそれのまわりをより境界線で囲めば囲むほど、それはより蒸発する。それは蜃気楼の様になり、まさに消えてしまう。そのサイト(敷地)はピース(作品)が存在するべきであるが存在しない場所だ。そこに存在するべきピース(作品)は今や他の何処かに存在し、大抵は部屋の中に存在する。しかしその部屋は私達に私達の状態(条件)の限界に気付かせる。
DO:いったいあなたは何故ノン・サイトに思い悩むのか?
RS:何故だって?
DO:何故あなたはあるサイトをまさに示さないのか?
RS:なぜなら、私はマテリアルの重々しさが好きだからである。私はその国(地方)をまたがって岩を船で送り返すアイデア(考え)が好きだ。それは私に重い感覚以上のものを与えてくれる。もし私がそれについてまさに考えていて私の心の中にそれを保持していたなら、それは観念論的な(理想主義的な)縮小(還元)の現れであろうし、私は本当にそれに興味がない。あなたは災害について話した、つまり実際長い間人々は山々はそれらが低い谷と比べてそんなにも盛り上がっているので災害であると考えていた。それは真実だ!。何かが山を論争と呼んでいた。それは18世紀に始まった。
LB:あなたの自然に対する態度についてどのように特徴を述べますか?
RS:そうだなあ、私は自然の心(精神)と物質の側面の間の弁証法を発展させた。私の見方は、その二つの領域の間を行ったり来たりしながら、弁証法になった。それは伝統的な意味(感覚)では、自然と関係しない。環境に対する擬人化された参照はない。しかし私は有機体よりも非有機体の方への強い傾向を持っている。有機体は自然のアイデア(考え)により近い、つまり私は如何なる種類のナチュラリズム(自然主義)の中にいるよりもデナチュラリゼイション(自然を変質させること)あるいはアーティフェス(技術、考案)により興味がある。