Atmospheres
P.67
2,首尾一貫性
P.69
建築は結局は我々の使用の為につくられる。そういう感覚では自由なアートではない。私は建築は応用芸術として最高の質を達成すると考えている。そして、ものがそれ自身となりそれらが首尾一貫したものとなるとき最も美しい。それは、すべてのものが他のすべてのものを参照し(言及し)、全体を壊すことなく一つのものを取り去ることは不可能である。場所、使用、形態。形態は場所を反映し、場所は形態を反映する、そしてまた使用は場所そして形態を反映する。
P.71
3,美しい形態(形態の美しさ)
形態という主題、それは明白なことだが、私の情熱だ。
形態とは、音やノイズ、マテリアル、構造、解剖学等々、私達が適用する他の項目の様に私達が働きかける何かではない。建築のボディーは始めの段階では構造であり解剖学であり、論理的な方法でものごとが一緒にされることである。と同時に場所や使用にも眼差しを向ける。この場所で私はいくらかの影響を与えるもしれないし与えないかもしれない。これが使用である。私達は徐々に大きな模型をつくる。あなた方はその段階でそれが正しい、あるいは首尾一貫していると感じられる。そのとき私はそれを見て、「確かに、それは首尾一貫している、ただ、美しくない。」と言う。私が見つけたことは、ものごとがよいとわかったとき、私が最後にその作品を離れて見たときそれらは私をしばしば驚かす形態をとる傾向があり、私に「あなたはこれを始めたときにこれがこの結果となることを想像しえなかったであろう。」と考えさせる。それがここ数年ゆっくりと建築をしているときにしばしばおこった何かである。
もしあなた方が望むなら美学の本の中にこうある。「もし形態が私の心を動かさなかったならば、その時は私は始まりつまりスタートに再び戻るだろう。」
P.72
Annunziata
http://www.lebellezzeditalia.it/fotografie/foto%20artisti/vergine%20annunziata.jpg
Antonello da Messina
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&q=Antonello+da+Messina&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=&oe=Shift_JIS&sa=N&tab=wi
http://en.wikipedia.org/wiki/Antonello_da_Messin