Barfuss Auf Weiss Gluhenden Mauern/Barefoot on White-Hot Walls
Hatie Cantz

Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Peter+Eisenman&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
YouTube(Peter Eisenman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Eisenman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

Giovanni Battista Piranesi(ジョバンニ・バティスタ・ピラネージ)
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&q=Giovanni%20Battista%20Piranesi&rlz=1B7GGLL_jaJP393JP393&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi

P.82
Giovanni Battista Piranesi(ジョバンニ・バティスタ・ピラネージ)
A Critical Analysis(批評的分析)

→これはPeter Eisenman Feints SkiraのP.40にも所収されています。(井戸)

→レム・コールハースの「ハイパービルディング」や「CCTV」等のプランにコラージュされているピラネージの描いたローマ都市図を見ていると、フォーム(形態、形式)がひしめきあい、内と外、図と地が等価でどちらがどちらかわからない無限の感覚に引き込まれ、この世界の中に吸い込まれてしまい、気を失いそうになる。そのピラネージのローマ都市図についてアイゼンマンがデリダやパースを挙げながら論じているので読んでみたい。(井戸)

Peter Eisenman:ジャック・デリダが「グラマトロジーについて」の中で議論している最も力強いアイデア(考え)の一つは、もはやフラグメント(断片)あるいはフィギュレーション(形態賦与、象徴化)あるいは抽象(抽象作用)を扱うのではなく、彼が「痕跡」と呼ぶ何かを扱う記憶の別のフォーム(形式、形態)の可能性(潜在性)である。痕跡は、単純な意味(感覚)では、アブセンス(不在)のプレゼンス(現前性、存在)であり、いわば、その形而上的な満足(豊かさ)の中にはないプレゼンス(現前性、存在)のインデックス(指示するもの、表示しるもの)であり、そして、もはやプレゼンス(現前性、存在)に対して弁証法的に反対のものの中ではなく、むしろその弁証法の限界を越える何かの中にあるアブセンス(不在)である。それはモーリス・ブランショがノン-アブセント・アブセンス(非-不在の不在)と呼んだだろうもの以上だ。しかし如何なるフォーム(形態、形式)の中の記憶の痕跡も建築にとって新しいアイデア(考え)ではない。
 記憶の痕跡の最も良い例の一つは、1762年に描かれた、G.B.ピラネージのCanpo Marzioの教訓的な(説教的な)マップ(地図)の中の建築に存在する。痕跡のアイデア(考え)を理解する為に、Canpo MarzioはNolli plan of Romaと比較されねばならない。Nolli planは、1748年に描かれ、今日では、現在の彼ら(ニュー・アーバニスト達)のワーク(作品)に権威を持たせる為に18世紀のNolliの時代を典拠性(確実性)のしるしとして、原初のしるしとして使うニュー・アーバニズムと呼ばれる建築のファンダメンタリズム(根本主義、原理主義)のイコン(崇拝の的、象徴)になっている。Nolliのマップ(地図)は18世紀にNolliがそれを記録に残したようにローマの文字通りの投影だった。一方Campo Marzioは文字通りの場所あるいは実際の時間(時代)を表現することとは殆ど関係がない。

P.84
Peter Eisenman:それは痕跡のファブリック(織物、編み物)であり、事実とフィクション(虚構、作り話)との織物(編み物)である。
 Campo Marzioの痕跡は建築に役に立つモデルである、なぜならそれらは美的なイメージとしての空間と時間(時代)の文字通りの表現とは何の関係もないからであり、むしろその痕跡はインデックス(指示するもの、表示しるもの)として時間(時代)と空間を投影する。ピラネージは18世紀に実在していたローマをスタート地点として使うが、それは元々の価値を持たない、つまり、それは単に現在の中で存在しているに過ぎない。

→コールハースは、アイゼンマンやチュミの様に、狭い意味でのコンテキスト(ある意味これもまた生の権力の現われ)とは何の関係もないピラネージのローマ都市図、つまり現実と虚構のファブリック(編み物)を、プラン(計画)というまだ現実とはなっていない虚構に重ね合わせる。(井戸)

Rem Koolhaas(レム・コールハース)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&q=Rem+Koolhaas&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
You Tube(Rem Koolhaas)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Rem+Koolhaas&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
Maurice Blanchot(モーリス・ブランショ)
http://en.wikipedia.org/wiki/Maurice_Blanchot
Charles Sanders Peirce(チャールズ・サンダース・パース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B9
Sigmund Freud(ジークムント・フロイト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%88
Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB
Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%EF%BC%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9
Edmund Husserl(エトムント・フッサール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AB
Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%80
Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88
Noam Chomsky(ノーム・チョムスキー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC
Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7
Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA
Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%83%AA
Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC