Peter Eisenman
Ten Canonical Buildings 1950-2000
Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Peter+Eisenman&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
YouYube(Peter Eisenman)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Peter+Eisenman&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
Rem Koolhaas(レム・コールハース)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&q=Rem+Koolhaas&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
You Tube(Rem Koolhaas)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Rem+Koolhaas&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
P.201
8.ヴォイドの戦略
レム・コールハース、ジュシュー図書館(案)、1992-93年
Peter Eisenman:もし、ヴァルター・ベンヤミンが、彼の有名なしばしば引用される所見の中で、建築は注意散漫な状態で見られるものだと言ったならば、今日一般的に行われている(はやっている)イコニック(像的、象徴的)な建物はこの状況を反映しているのかもしれない。イコニック(像的、象徴的)な建物が目立つことは二つの要因と関係している、一つ目は、おそらくイコン(像、象徴)としてのダイアグラムを扱う傾向と関係していて、二つ目はイコニック(像的、象徴的)なダイアグラムを直接フォーム(形態、形式)を発生させる問題へと利用する傾向と関係している。レム・コールハースの初期の作品の多くは、シンボリック(象徴的)なフォーム(形態、形式)としてのダイアグラムを探究している、例えば、ニューヨーク・アスレチック・クラブは不連続なフォーマルな(形態の、形式の)ダイアグラムの象徴になる。しかしながら、シアトル公立図書館あるはポルトのカサ・ダ・ムジカの様な彼の最近の作品の多くは、その建物の実現されたフォーム(形態、形式)がその機能のダイアグラムに対して視覚的な類似を持つイコニック(像的、象徴的)なダイアグラムのアイデア(考え)に特権を与えている。それはコールハースの1992年のジュシュー図書館のプロジェクトがこれら二つのタイプのダイアグラムの間に位置取りしていることで示される、すなわち、それはシンボリック(象徴的)なダイアグラムからイコニック(像的、象徴的)なダイアグラムへのコールハースのシフト(変化)の中の変曲点を記していて、この動き(変化)はル・コルビジュエとミース・ファン・デル・ローエのダイアグラムの批評を通してはっきり示される。ル・コルビジュエのPalais de Congres-Strasbourgはジュシューに対する重要な先例であるように思われる、なぜならそのプロジェクトは断面において地面と屋根の間の連続性を含意しているからだ。この断面の連続性は、地面は順応性のある織物として考えられ、屋根と接する様に引き上げられる能力があると提案することによって所与のものとしての地面を否定する。古典的なポシェ(建築図面の壁や柱などの陰影部)に頼ることなしにル・コルビジュエのダイアグラムから差異化されたダイアグラムを創り出すことを探究する中で、コールハースはヴォイド(空隙)を使った、それはポシェの反転として、ジュシュー図書館へ次第に導く一連のプロジェクトの中でコンセプチュアルな枠組みとして考えられた。ルイジ・モレッティの様な建築家達がヴォイドを凝固(結晶)させることを探究していたのに、それよりもコールハースはソリッドな(固体の、中まで同一物質の、連続した)レイヤー(層)間に包含された潜在的なフォース(力)としてヴォイドを概念化することによってそのエネルギーをつかまえることを探究する。
→ル・コルビジュエのPalais de Congres-Strasbourgについては、この本のP.72~P.100にて、ミース・ファン・デル・ローエのファンズワース邸についてはP.50~70、ルイジ・モレッティのCasa”Il Girasole”についてはP.26~48分析されています。(井戸)
Walter Benjamin(ヴァルター・ベンヤミン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%A4%E3%83%9F%E3%83%B3
Le Corbusier(ル・コルビジュエ)
http://images.google.co.jp/images?client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&channel=s&hl=ja&q=Le%20Corbusier&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi
Mies van der Rohe(ミース・ファン・デル・ローエ)
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=&client=firefox-a&channel=s&rls=org.mozilla%3Aja-JP-mac%3Aofficial&q=Mies+van+der+Rohe&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2
Luigi Moretti(ルイジ・モレッティ)
http://images.google.co.jp/images?um=1&hl=ja&lr=&client=firefox-a&channel=s&rls=org.mozilla%3Aja-JP-mac%3Aofficial&q=Luigi+Moretti&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2