Rem Koolhaas conversations with students
レム・コールハース:学生との対談
P.13
ラヴィレット公園案
20世紀最後のヨーロッパにおいていかなる「密集」が意味を持つのか?
この公園のコンセプトはアメリカの摩天楼から導かれ、そこは一連の活動がたった一つの建物の中に重ね合わされている。
P.14
Leon Krier
http://images.google.co.jp/images?svnum=10&hl=ja&inlang=ja&lr=&ie=Shift_JIS&q=Leon+Krier&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5
P.15
第一に、あるスケールを越えると、内部と外部の距離が離れ、もはや外部は内部を映し出さない。内部と外部は完全に独立したものとなる。
P.16
第二に、あるスケールを越えると、内部の構成要素どうしが独立した要素となる。
第三に、あるスケールを越えると、エレベータが役割を果たす。エレベーターは建築家の構成的な本能をあざけり笑い、建築家の教養を無能にし、形の変遷に対する建築的な意味がいつも存在しなければならないという教義を侵食する。建築家が関係性をつくるためにますます複雑な振舞いをしなければならないところで、エレベーターは単にあざけり笑いながら、建築家の知識を無視して機械的に関係性を設立する。
P.17
第四に、この巨大なスケールの最も困惑するしるしは、単にその塊やその様相やそれ自身の存在の無言の事実を通して強い印象を与える。