Michael Heizer
Germano Celant
Fondazione Prada
Michael Heizer(マイケル・ハイザー)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&q=Michael+Heizer&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
→マイケル・ハイザーもカジミール・マレーヴィチのシュプレマティズム(「感覚」絶対主義)の影響を受けているように感じる。(井戸)
Kazimir Malevich(カジミール・マレーヴィチ)
http://images.google.co.jp/images?svnum=10&um=1&hl=ja&lr=&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&q=Kazimir+Malevich&btnG=%83C%83%81%81%5B%83W%8C%9F%8D%F5
P.102
M.H.:その貫入した、わかりにくいオブジェクトはそれ自身を参照している。それは殆ど外部の参照を持たない。それは固定していて空間を妨害している。それは標的である。合同的な作品は空気にさらされ、その場所のマテリアルの一部になり、それ自身を越えて参照する。
Nine Nevada Depression:Dissipate(1968年)
http://www.izinsizgosteri.net/asalsayi29/photo/Heizer_dissipate.1968.jpg
P.108
M.H.:大地への染料ペインティングと染料ドローイングは、科学技術以前のイメージの中にそれらを再導入しながら、私達が利用できるアートの先行する伝統を統合する可能性を認識する中で作られる。
M.H.:基本的にこれは目に見えないアートである・・・。それは唯一記憶として生き残るだろう。記憶は人生への選択肢として抽象に取って代わるだろう。私はフォトメモリー(写真記憶)と呼ばれる私の物事の写真の本を作る。私はオブジェクトによって荷を負わされた感じは好きではない。私はすべてをレンタルするのが好きだ。これらすべての備品(重機)はレンタルされたものだ。私は吹き払われるアートを作り、そして記憶だけが残る。私は何か他のものに進む(近づく)ことができる。
Primitive Dye Painting 2 (1969年)
http://www.kunst.uni-stuttgart.de/seminar/complex_one/images/dye.jpg
P.128
M.H.:土との私の個人的な関係はまさにリアルである。私は本当にそれが好きだ。私は土の中にいるのが本当に好きだ。
P.134
M.H.:人は決して世界と関係した本当に大きな何かを創り出さずに、ただ彼自身と彼のサイズに関係したものしか創り出さないだろう。人がこれまでに触れた中で最も大きく畏怖の念を抱かせるオブジェクトは地球と月だ。人が理解できる最も荘厳なスケールはそれら(地球と月)の間の距離であり、これは人が存在することに疑いをかける余地は無い。日本から5つの背中合わせに近接した嵐が西海岸を水浸しにした。5つの置換は雨の水つまり透明なマッス(塊り)で満たされた。この作品は50年持続するかもしれない。コロイド状の物質はそのくぼみを年3~4インチの割合で満たされていく。この作品の最終のグラフィック・イメージは満たされた空間ともとに戻されたサーフェスとして撮られた多くの写真で構成されるだろう。フィレンツェとヴェニスの最近の例のように同じようなシチュエーションなので、この作品は同じようになる。