HERZOG & DE MEURON 1992-1996
The Complete Works Volume 3
P.23
H&deMが影響を受けたという(言っているのはGerhard Markですが)Lucius Burckhardtの本を持っていました。工場の廃虚の写真集です。大島哲蔵さんが亡くなった時、大島さんの事務所をみんなで整理していた時出てきた本で、僕はそれを直ぐに購入しました。(もちろん大島さんからは買えなかったのですが)ベッヒャーのモチーフになりそうな工場ですが、もっとダイナミックで、コンスタントのニュー・バビロンのような妄想を抱かせる(もっとファンタジックに言えば、緑が茂れば宮崎駿の世界とも言える)写真です。工場廃虚趣味の方には宝のような本です。(井戸)
Alte Volklinger Hutte
Lucius Burckhardt
http://images.google.co.jp/images?q=Lucius+Burckhardt&svnum=10&hl=ja&lr=&ie=UTF-8&inlang=ja&start=0&sa=N
Constant New babylon
http://images.google.co.jp/images?q=constant+New+babylon&ie=Shift_JIS&hl=ja&btnG=%83C%83%81%81%5B%83W%8C%9F%8D%F5
BECHER, Bernd and Hilla(ベッヒャー夫妻)
http://artphoto-site.com/story91.html
http://images.google.co.jp/images?svnum=10&hl=ja&inlang=ja&lr=&ie=Shift_JIS&q=BECHER%2C+Bernd+and+Hilla&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5
Donald Judd
http://images.google.co.jp/images?q=Donald+Judd&ie=Shift_JIS&hl=ja&btnG=%83C%83%81%81%5B%83W%8C%9F%8D%F5
Remy Zaugg
http://images.google.co.jp/images?svnum=10&hl=ja&inlang=ja&lr=&ie=Shift_JIS&q=Remy+Zaugg&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5
Le Corbusier Chandigarh
http://images.google.co.jp/images?svnum=10&hl=ja&inlang=ja&lr=&ie=Shift_JIS&q=Le+Corbusier+Chandigarh&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5
Ricola storage
http://images.google.co.jp/images?svnum=10&hl=ja&inlang=ja&lr=&ie=Shift_JIS&q=Ricola++storage&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5
filigree(フィリグラン、金銀線細工)
http://images.google.co.jp/images?svnum=10&hl=ja&inlang=ja&lr=&ie=Shift_JIS&q=filigree&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5
P.24
→P.23~P.24をざっくり要約すると(井戸)
コーリン・ロウとロバート・シュルツキーの「透明性」はH&deMの日常の方法の一部になったのは、彼らが学生のころテキサスレンジャーの一人だったBernhard HoesiがETHで講義や論文をまとめたことなどから明らかだが、H&deMの建築は(虚の透明性における)「多様な読み」をすることは可能だが、各々の作品においてその「多様な読み」は曖昧さと限りなさが残される。結局ロウとシュルツキーの古典的な透明性の問題とH&deMのものとは違う。ロウとシュルツキーがいくらか軽蔑的な方法とみた「気まぐれな重複」や「光の反射や鏡への映り込み」に誘惑者(H&deM)は価値を認める。
Terence Ryley(テレンス・ライリー)
http://www.japan-architect.co.jp/japanese/2maga/au/magazine/2005/05/architect/22.html