Felix Gonzalez-Torres
edited by Julie Ault
steidl dandin Publishers
Felix Gonzalez-Torres(フェリックス・ゴンザレス=トレス)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&q=Felix+Gonzalez-Torres+&lr=&um=1&sa=N&tab=wi
YouTube(Felix Gonzalez-Torres)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Felix+Gonzalez-Torres&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
Joseph Kosuth(ジョセフ・コスース)
http://www.google.co.jp/search?q=Joseph+Kosuth&hl=ja&site=&prmd=ivnsb&source=lnms&tbm=isch&ei=QZbITeXSDoXCvgONxZjpBQ&sa=X&oi=mode_link&ct=mode&cd=2&ved=0CBAQ_AUoAQ&biw=1533&bih=897
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%BB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%82%B9
P.348
Joseph Kosuth:それが問題なんだ。あなたがある伝統的なフォーム(形式、方式、ひな型)を採った招待をいただいたとき、ポイントは、ちょっとした道徳的で象牙の塔(超俗的態度)的な立場から、それを単に拒否しているのではないということだ。
P.349
Joseph Kosuth:むしろ、そのフォーム(形式、方式、ひな型)とそのより大きなコンテキスト(文脈)をもてあそんでいるということである。だから、あなたはそれをひっくり返すことで締めくくる。あなたは、問題なくそこにいつも存在してきたフォーム(形式、方式、ひな型)の権威から外れたある文化的な行為と政治的な行為を作る。それがそれとともに取り組むための興味深いマテリアル(素材)だ。
Felix Gonzalez-Torres:ええ、私の最初のリアクション(反発)は、ますます私がとてもスタティック(静的)で自滅的に問い続け、見つけ続けていたあるとても予想できる(意外性に欠ける、想像力の乏しい)左派の人のリアクション(反発)だった。この点で、私は権力の構造の外部にいたくはないし、その立ち位置、つまりオルタナティブ(既存のものに代わる立ち位置)にいたくない。何に対するオルタナティブ(既存のものに代わるもの)なのか?権力に対してなのか?いいえ。私は権力を持ちたい。それは変化に関して有効だ。私はインスティチューション(慣例、制度)に属するウィルスの様でいたい。すべてのイデオロジカル(観念形態的、特定文化の考え方的)な装置は、換言すれば、それら自身を繰り返すことだ。なぜならそれが文化が作動する仕方だからだ。だからもし、私があるウィルスとして、ある(意見、考えなどを)押しつける人として、ある浸透させる人として機能するのであれば、私はいつもそれらのインスティチューション(慣例、制度)と共に私自身を繰り返す。そして、おそらく私は、私が拒否してしまう前のそれらのインスティチューション(慣例、制度)に乗じている(を取り込んでいる)と思う。お金と資本主義は、少なくともさしあたりは、定着(普及)している権力だ。それは、変化が起こり得て、変化が起こるだろうそれらの構造の中にある。私のその採用(容認)は、私の当初の拒否と関係した戦略である。
Joseph Kosuth:それは、アプリオリに(前もって考えられて、論理に基づいて)それらを拒否する別のフォルマリズム(形式主義)だ。
Felix Gonzalez-Torres:その通り。
Joseph Kosuth:あなたも知っての通り、あるモラル(道徳)を含意する習慣(癖)に基づいたその種のプレスクリプション(規範)の中にある・・・。
→トレスは、別のインタヴューで、アルチュセール、フーコー、バルトを読まずして作品を作りえなかったと言っていた通り、影響が感じられる。(井戸)
Giuseppe Panza
http://en.wikipedia.org/wiki/Giuseppe_Panza
ロバート・ストーによるフェリックス・ゴンザレス=トレスへのインタビュー
http://www.minfish.jp/text/felix/index.htm
Bertolt Brecht(ベルトルト・ブレヒト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%92%E3%83%88
Walter Benjamin(ヴァルター・ベンヤミン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%A4%E3%83%9F%E3%83%B3
Louis Althusser(ルイ・アルチュセール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%AB
Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC
Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88
Julia Kristeva(ジュリア・クリステヴァ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B4%E3%82%A1
Jacques Lacan(ジャック・ラカン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%B3
Jorge Luis Borges(ホルヘ・ルイス・ボルヘス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%98%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%98%E3%82%B9
Jean-Luc Godard(ジャン=リュック・ゴダール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%EF%BC%9D%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%AB