Bernd and Hilla Becher
Life and Work
Susanne Lange
The MIT Press
Bernd and Hilla Becher(ベルント アンド ヒラ・ベッヒャー)
http://images.google.co.jp/images?client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&channel=s&hl=ja&q=Bernd%20and%20Hilla%20Becher&lr=&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi
http://www.artphoto-site.com/story91.html
P.188
Michael Kohler:あなた方はどんな原則に従って、そのオブジェクト(もの、客体)を選んでいますか?
Bernd and Hilla Becher:決してそうじゃない。おそらくそれが人々が考えることだろう。しかし正しくは最初から私達は新しく建てられたプラント(工場設備、建物)も同様に撮影してきた。それはただ私達が古いプラント(工場設備、建物)ではより急がなければならなく、さもないとそれらは消えてなくなってしまっただろうということだ。そして私達がただ「昔の遺物」に興味があるというのは全く正しくない。
Michael Kohler:今日鑑賞者に展示されるほどアノニマスな(匿名の)産業的な建築のあなた方のドキュメンテーション(記録資料)の全体的な特徴は最初からずっと計画されていたというのは本当ですか?
Bernd and Hilla Becher:本質的には、本当です。しかしながら始まりにおいては、私達は、巻き上げ塔や、溶鉱炉、あるいは冷水塔等のオブジェクト(もの、客体)・タイプ(類型)の範囲と種類全部を想像できるほども産業的な建築についてあまりに僅かしか理解していなかった。
P.189
Bernd and Hilla Becher:何年もかけて私達は私達が面していたバリエーションの完全な範囲と私達が私達自身に巻き込ませているものを知るために成長してきた。
Michael Kohler:あなた方はあなた方のワーク(作品、取り組み)で典型的(代表的)になったあのオブジェクト(もの、客体)のスペシフィックな(特定の、特異な)ビュー(視界、印象)をどのように発展させたのですか。
Bernd Becher:私達はこのパースペクティブ(視点、眺め)を幾つかの段階を経て行き着いた。可能な限りそのとおりにオブジェクト(もの、客体)を記録する目的を私達自身に課すことを私は既に言っていた。そしてそれは私達が大きなフォーマットのカメラで取り組まなければならないことを意味していた。これは10秒と1分の間の露光時間を含意していて、そのことは私達の写真の中には人が不在であることを説明している。そしてあるオブジェクト(もの、客体)のすべてのディテールを示すため、可能な限り影を少なくするために私達は拡散光の状態の中で取り組まなければならない。私達は木や低木が可能な限りじゃま物にならない様に、葉が芽吹く前あるいは葉が散ってしまった後の春か秋に殆ど撮影した。最後に、視点はそのオブジェクト(もの、客体)の中間点のレベル(高さ)でとられた。だからあなたは、すべてのディメンション(寸法)で歪められていない(これが最も印象的な視覚的眺めであると私は幼少期から知っていた)そのオブジェクト(もの、客体)をあなたの正面で見ることになる。
New Objectivity(ノイエザッハリヒカイト、新即物主義)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%8D%B3%E7%89%A9%E4%B8%BB%E7%BE%A9
Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7
Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88