Yona Friedman
Pro Domo
Actar

Yona Friedman(ヨナ・フリードマン)
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You Tube(Yona Friedman)
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P.214
不規則な構造
マニュアルと導入文はもともとはDomus No.893,2006年で出版された。

P.215
不規則な構造
不規則な構造は容易に建てられうる。
しかし、それらを紙に描くことは難しい。
それらは公式化するのが容易なルール(規則)に従わない。
しかし建物の場合に適用される方法がある。
そのような構造が正確さを求めないということは重要である。
それらはインプレメンテーション(実行、完成)や専門家が許容しないだろうものの中のある法則の無視(自由奔放)を許す。
だから素人はそれらを実行する能力がある。
これらの構造はモデル(模型)の中でさえも完全には示されえない。
あなたは完全なスケールでのみそれらを試すことができる。
敷地で。
不規則な構造は即興に開かれていて、継続的な変化にも開かれている。
それらは最終的な状態を持たない。
それらは進行中のプロセスであり、「ソフトな」社会に最もフィットする「ソフトな」建築を開く。

P.216
社会的な影響力
「ソフトな」社会のための建築の中の含意は、まず最初に、誰が作るのか、どんな決定なのかに関係する。
道徳上(事実上)それは明白だ、つまりそれはその居住者でなければならないが、技術的にこれはより難しい。
居住者のナチュラルな(自然な、本質的な)方法は「試行錯誤」、先々の訂正を含意するものである。
素人が実行するために訂正は技術的な容易さを要求する。
「試行錯誤」はフルスケールでのみ、敷地でのみ可能であり、それはゲーム以上のものだ。
訂正は、ほとんどの場合、即興だ。
(人生(生活)の中のすべてのものの様に)
不規則な構造は最も適切だ、
継続的な訂正に対して、
集められた骨組みの中のある場所でも、
あるいは孤立した個々の家でさえも。
モバイル・アーキテクチャーは不規則でランダムなディスポジション(性質、配置)を含意する。
建築的なオブジェクトは居住者のライフ・パターンで変化する。
社会はあるメカニズムではなくあるプロセスだ、
最終的な状態のない。

P.217
マテリアル(素材)
不規則な構造がフルスケールで試されることを必要とするから、
フルスケールのモデル(模型)は厚紙で作られうる、
ロール紙で、
箱で、
板で、
そのようなフルスケールのダミーはシェイプ(形)のフィジカル(物質的、身体的)な質や、
建てられるべき建築的オブジェクトの美的な質とを示し、
はかないコンストラクション(建造)としてさえも使われうる。
フルスケールの厚紙の模型は、
「試行錯誤」のための手段だ。
別の素材は使われうる、つまり軽い金属の格子網、
それはむきだしの手で形作られうる。
金属の格子網で作られたコンストラクション(建造)は、
そんなにはかなくもない、つまりそれらはより長く保たれる。
金属の格子網箔はソフトなプラスチックと結合されえ、
オープン・ストラクチャーとして使用されうる。