マシュー・バーニーの「クレマスター・サイクル」を見てきました。現代版(アメリカ版)ボイス(ヨゼフ・ボイス)という感じでしょうか。ジャック・ヘルツォーグが関心を持つのはよくわかります。ボイスの「アクション」がバーニーでは「映像」の中で再生産され、ロウやハチミツは整形用のシリコンになり、コヨーテは登場する空想の動物や牛や猫に変わったという感じでしょうか。
僕の場合は1日に見れる現代アートの映像は2時間ぐらいで、今回はかなりヘビーでした。作品の完成度としては、やはり一番最近できた「クレマスター3」と「拘束のドローイング9」がエンターティメント性もあり見やすいと思います。
「クレマスター3」ではリチャード・セラも出演していて、バーニーの様にセラにまで自身の作品を「よじ登らせて」います。また、チェンバレン(ジャッドもチナティ・ファウンデーションに展示している)の作品を車でつくるという映像ならではの暗喩もありました。
THE CREMASTER CYCLE
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Matthew Barney
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Joseph Beuys
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Herzog & De Meuron
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Richard Serra
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John Chamberlain
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Matthew Barney The CREMASTER Film Cycle