Land & Environmental Art
Themes & Movements
Phaidon Press

Robert Smithson(ロバート・スミッソン)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&q=Robert+Smithson&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
美術家の言葉(ロバート・スミッソン)
http://www.b-sou.com/palw-Smithson.htm
YouTube(Robert Smithson)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Robert+Smithson&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

P.211(P.100)
A SEDIMENTATION OF THE MIND : EARTH PROJECTS(精神(心、理性、知性)の堆積作用:アース・プロジェクト)(1968年)

→これはRobert Smithson:The Collected Writings Edited by Jack Flam University of California Pressにも所収されています。括弧内はそのページを記す。(井戸)

Robert Smithson:大地(地球)のサーフェス(表面)と精神(心、理性、知性)の虚構(作り事)は、アートの分離した(別々の)領域に分解する(崩壊させる)方法を持っている。様々な作用因(動因)は、虚構的(作り話的)なものもリアル(現実的)なものも両方とも、どうやらお互いの場を交換しているのだが、アース・プロジェクトやあるいは私が「抽象的な幾何学」と呼ぶものに関するとき、人は混濁しながら考えることを避けることができない。人の精神(心、理性、知性)と大地(地球)は侵食の絶え間ない状態にあり、精神(心、理性、知性)の流れ(川)は抽象的なバンク(土手、築堤、河原)を磨り減らし、脳波は思考の絶壁の下を掘り、アイデア(考え、観念、イデア)は無知の石の中に分解し、コンセプチュアル(概念的)な結晶化(結晶体)は砂のような(リアリズムに徹した)理性(理由、理屈)の堆積物の中にばらばらに砕ける。広大に動く能力はこの地質学的いやな雰囲気(かすんだ雰囲気)の中で起こり、それらは最もフィジカル(自然的、地形的、物質的、物理的、身体的)な方法で動く。このムーブメント(動き)は動きのない(静止した)様に見えるが、それは氷河期の夢想の元で、ロジック(論理)のランドスケープを粉砕する。このゆっくりとした流動(氾濫)は、人に思考(考えること)の混濁(濁り、混乱)を意識(知覚)させる。スランプ(地滑り)、岩屑の地滑り、雪崩はみんな、脳の裂け目の境界の中で起こる。体(身体)全体は、小片や断片がそれら自身をソリッドな(固体の、中まで同一物質の、連続した、がっしりした)意識(自覚、心象)として知られているものにする脳の(知的な)堆積物の中に引っ張り込まれる。漂白され破砕された世界はアーティスト達を取り囲んでいる。

P.212(P.100)
Robert Smithson:この侵食の混乱(乱雑)をパターンやグリッドや小分けの中に組織化することは、かろうじて触れられた美的なプロセスだ。
 テクノロジー(科学技術、工業技術)の顕現は、それらがエレメント(要素)から集められる(統合される)ほども、時々人類の「拡張」(マーシャル・マクルーハンの擬人化)ですらない。

P.212(P.101)
Robert Smithson:最も進歩した道具や機械でさえも大地(地球)の生の物質で作られている。今日の高度に洗練された科学技術的な(工業技術的な)道具は、この観点では(石器時代の)穴居人のそれらとそんなに違わない。より素晴らしいアーティスト達の殆どは、イデア化(理想化、観念化)されなかったあるいは「オブジェクティブ(客体的、もの的、客観的)」な意味の中に差異化(区別、微分)されなかったプロセスのほうを好む。

Marshall McLuhan(マーシャル・マクルーハン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3
Marcel Duchamp(マルセル・デュシャン)
http://www.google.co.jp/images?client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&channel=s&hl=ja&q=Marcel%20Duchamp&lr=&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi
ダダイズム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A0
シュルレアリスム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AB%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%A0
Gilles Deleuze(ジル・ドゥルーズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA
Pierre-Félix Guattari(ピエール=フェリックス・ガタリ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%83%AA