Robert Smithson
The Museum of Contemporary Art,Los Angeles
University of California Press Berkeley los Angeles London

P.82
Moira Roth(以下MR):なぜ、あなたはデュシャンについて話すことに興味を持ったと言ったのですか?

Robert Smithson(以下RS):それで、それ(Armory Show)はデュシャンがモダニズムとプレモダニズムを超越しようとしているように見えた。
MR:どういうふうに彼が理論的におもしろいと?
RS:ああ、理論的に、例えば彼のダ・ヴィンチへの掛かり合いは(モナリザに髭をおくこと)は、ダ・ヴィンチの見え方に近い他の芸術家を超越しようする試みである。それらは両方とも機械的だ。あなたが言ったかも知れないが、それらは両方とも自然(本質)の機械的なアイデアを持つ。しかしデュシャンは私から見れば彼のライバルよりも高みに立とうとしていたように見える。それはプレモダニストの状況においてだが。別の言い方をすれば、彼は毎日の日常の世界を構成しているプロセスからステップアウトしていた。そしてこの機械的見方に、実用的なことも利用できることもなく、それはダ・ヴィンチとのかかわり合う方法のみである。それはRaymond Rousselの見方を導く。勿論、デュシャンはRaymond Rousselの影響を受けていたし、殆ど空想上のレベルでの機械的な見方に付いて話しているにすぎないが。

Nancy Holt
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=Nancy+Holt&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
Paul Cezanne
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&q=Paul+Cezanne&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=&um=1&sa=N&tab=wi
Henri Matisse
http://images.google.co.jp/images?svnum=10&um=1&hl=ja&inlang=ja&lr=&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&q=Henri+Matisse&btnG=%83C%83%81%81%5B%83W%8C%9F%8D%F5
Raymond Roussel
http://en.wikipedia.org/wiki/Raymond_Rousse