Richard Serra
The Matter of Time
Steidl

Richard Serra(リチャード・セラ)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&q=Richard+Serra&lr=&oe=Shift_JIS&um=1&sa=N&tab=wi
YouTube(Richard Serra)
http://jp.youtube.com/results?search_query=Richard+Serra&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
美術家の言葉(リチャード・セラ)
http://www.b-sou.com/palw-Serra.htm

P.44
Richard Serra:もし彫刻がスタジオの中で築き上げられるのであれば、これは不可能だ、そういうわけで、それはスタジオから持ち出され、あるサイト(敷地)に調整された。すべてのサイト(敷地)はその境界を持っていて、それはスケール(ものさし、縮尺、割合、規模)が論点になる境界と関係している。スタジオで築き上げられた彫刻はスタジオのスケール(ものさし、縮尺、割合、規模)を持っている。そのスタジオからその作品を持ち出し、それをサイト(敷地)に調整させることは、あるサイト(敷地)で築き上げることと概念的に異なっていて、そこではスケール(ものさし、縮尺、割合、規模)の関係性が、そのネイチャー(自然)とそのコンテキスト(文脈)の定義(はっきりさせること)によって決定される。あなたは一つのコンテキスト(文脈)の中で作品を築き上げることはできないし、でたらめにそれを別のコンテキスト(文脈)の中に置くこともできないし、スケール(ものさし、縮尺、割合、規模)の関係が残ることを当然のこととして期待することもできない。スケール(ものさし、縮尺、割合、規模)はコンテキスト(文脈)に依存している。一つの場所から別の場所へ動かされた持ち運びできるオブジェクト(もの、客体)は、殆どこの理由で失敗する。ヘンリー・ムーアの作品は、このサイト(敷地)に調整されたフォリー(実用的な目的のない構築物、愚かさ)の最も目立つ例だ。前面に芝生がある鉄の鹿は、よりコンテクスチュアル(文脈的)な意味を持っている。
 もしある作品が、そのコンテキスト(文脈)に関して、内容があれば、その時、それは装飾せず、装飾を施さず(栄誉を添えず)、あるいは、スペシフィックな(特定の)建物を指し示しもせず、既に存在しているシンタックス(統語法、構文法)に付け足すこともしないと私は思う。私の作品の中で、私はサイト(敷地)を分析し、既存の地形に関してではなく、彫刻に関してそれを再定義する方向に向かわせる。

P.45
Richard Serra:私は既存のコンテクスチュアル(文脈的)な言語を増やす必要性はない。私はいつもそれがアプリケーション(実用性、適用、応用)を導くことに気付いた。私は肯定命題(断言、主張)に興味がない。
 歩くことと見ること、単純な観察が、私の最も重要なフォーマル(形態的、形式的)な望み(仕掛け、趣向、意志)である。観察は後に記憶に変換される。観察や分析や記憶の相互関係は、いわば、トレード(取引、客)の手段になる。私がパブリックな空間や、人々が歩き抜ける空間へのあるストラクチャー(構築物)を考える時、私は往来の流れを考慮に入れるが、必ずしもその土地のコミュニティー(共同体)について心配するわけではない。

Henry Moore(ヘンリー・ムーア)
http://www.google.co.jp/images?q=Henry+Moore&hl=ja&rlz=1B7GGLL_jaJP393JP393&prmd=ivns&source=lnms&tbs=isch:1&ei=2W4qTd-5G4ewcYe4rdUB&sa=X&oi=mode_link&ct=mode&ved=0CBMQ_AU
Kazimir Malevich(カジミール・マレーヴィチ)
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&ie=UTF-8&oe=Shift_JIS&q=Kazimir+Malevich&lr=&um=1&sa=N&tab=wi
Charles Sanders Peirce(チャールズ・サンダース・パース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B9
Ferdinand de Saussure(フェルディナン・ド・ソシュール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB
Noam Chomsky(ノーム・チョムスキー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC
Edmund Husserl(エトムント・フッサール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AB
Maurice Merleau-Ponty(モーリス・メルロー=ポンティ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%BC%EF%BC%9D%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3
Claude Lévi-Strauss(クロード・レヴィ=ストロース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A3%EF%BC%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9
Roland Barthes(ロラン・バルト)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88
Carl Gustav Jung(カール・グスタフ・ユング)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%B3%E3%82%B0
Michel Foucault(ミシェル・フーコー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC
Jacques Derrida(ジャック・デリダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%80
Friedrich Wilhelm Nietzsche(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7